人文社会学部 日本学科 -最新情報-

「そうだ、文楽に行こう!!」に平安文学ゼミも行ってきました

ワンコイン文楽に参加

少し前の話題ですが、平安文学ゼミで文楽鑑賞をしてきました。毎年参加していまして、今年もお世話になりました。国立文楽劇場の11月公演です。「そうだ、文楽に行こう!!ワンコインで文楽 U-30」という、30歳以下を対象に500円で観劇させてくれる企画に参加したのです。主催は、NPO法人人形浄瑠璃文楽座、助成はアーツサポート関西「岩谷産業文楽支援基金」です。さらに大学から学外活動費として補助が出るので、費用の心配をあまりせずに見ることができました

直前レクチャー

いつもは『源氏物語』などの平安文学を研究しているゼミです。文楽という芸能、江戸時代の暮らしぶり、倫理観、何もかも目新しく新鮮です

観劇前に授業でも文楽の歴史や演目について予習していきました。さらに、ワンコイン文楽には30分間の直前レクチャーが付いており、より専門的な話が伺えました。今回は人形についてのお話でした。人形製作に使う棒状になった「にかわ」、人形本体の一部、「鯨(くじら)ひげ」を手に取らせていただきました。また、むき出しの人形を使って、どう操作すればどこが動くのかの実演もあり、驚きに満ちたレクチャーでした

直前レクチャーでの体験

展示室にも立ち寄りました。文楽に関するものがいろいろ展示され、触ってよいものもたくさんあります。人形を持たせていただきました。一人遣いの文ちゃん(男)と楽ちゃん(女)です。ボランティアの解説員さんに教えていただきながら、小芝居をしてみました

観劇

演目は、蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)と桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)でした。前者は、陰陽師として名高い阿倍清明が白狐の化身から生まれたという伝説に基づきます。葛の葉狐が我が子(のちの清明)と別れる場面が印象的でした。後者は38歳の男と14歳の少女の恋の物語で、最後は心中してしまいます。

では、学生の感想を一部紹介しましょう。

レクチャーでは、ユーモラスなジョークも交えてお話されていて聞きやすく、作品への期待感も高まりました。先程までレクチャーしてくださった方が舞台に上がって人形を操っているというのは不思議な感覚でした。いい体験をさせて頂きました。

葛の葉と子が引き離される場面では、感情が揺さぶられ涙が出ました。映画のようだと感じ、文楽を身近に感じるきっかけになりました。また、姫やお半が着ていた着物や装飾がとても美しかったです。 

収穫の多い一日でした。このような機会を与えてくださった関係各位に、心より御礼申し上げます。

 

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