人文社会学部 日本学科 -最新情報-

博物館での実習を行いました

日本学科と社会学科で博物館学芸員資格の取得を目指す学生たちは、博物館実習に取り組み始めています。先般の京都での見学実習に引き続き、この日は、四天王寺境内および四天王寺宝物館での実習を行いました。

始めに、四天王寺執事勧学部長の南谷恵敬先生より励ましのお言葉をいただき、続いて四天王寺宝物館学芸員で、四天王寺大学非常勤講師としても学芸員課程の授業をご担当いただいている一本崇之先生から、史跡である四天王寺境内地および四天王寺宝物館についての講義を受けました。四天王寺本坊内の多目的ホール「安養殿」での仏様を前にしての講義ですから、学生たちは少し緊張気味です。

 

 

講義に続いて、四天王寺境内を巡りながら、史跡における文化財保護の実際を見学し、その場での説明を受けます。先日の台風で被った被害状況とその修復計画も含め、現在の四天王寺においてどのような観点から、どのような文化財保護、そして境内地の史跡としての管理がおこなわれているのかを学びます。学生たちは、真剣に実習ノートに記録を取っています

 

 

 

 

 

そして、この冬から少人数グループに分かれて、順次、実践的な実習を行う場となる宝物館の見学へ。開催中の「秋季名宝展」の二つの企画展示、「受け継がれる法儀——四天王寺授戒灌頂」と「冥界を巡る——十王図の世界」について、宝物館学芸員の渡邊慶一郎先生から、展示施設や展示方法についての説明を受けます。

 

 

 

 

最後に、宝物館内収蔵庫の見学と、四天王寺境内から発掘された瓦の調査を行う施設の見学を行い、六時堂における台風被害についても確認し、再び「安養殿」に戻ります。本日の振り返りと見学記録を作成して、見学実習は終了です。

 

この後、学生たちは、四天王寺本坊庭園「極楽浄土の庭」を拝観して解散となりました。

いよいよ、冬休み期間からは、四天王寺宝物館での現場実習が始まります。いままでは、博物館に見学に行く立場でしたが、これからは、展示実習や撤収実習、さらには博物館の実務実習などを通じて博物館で来館者を迎える立場から博物館のあり方について学ぶことになります。

意識と視点の切り替えがしっかりとできるように、これからの見学実習と学内実習で、それまでに学ぶべきことをしっかりと学んでいきましょう。

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