人文社会学部 日本学科 -最新情報-

卒業生のお話——将来の夢の実現へ踏み出すために 前編

日本学科1年生の必修科目である「大学基礎演習Ⅰ」の授業では、毎年、夏休み前のこの時期に、卒業生の先輩をお招きしてお話を伺い、それぞれの学生が卒業後の進路について考えるための時間を設けています。1年生の夏休みという貴重な時間に、自分たちの将来について真剣に考えるということもしてほしいと願っているからです。

今回は、卒業生として、平成24年度ご卒業の毛利さん、平成27年度ご卒業の森澤さんと藤元さん、平成29年度ご卒業の川本さんの4名をお招きしました。平日の夕刻というそれぞれにお忙しい時間帯に、在学生のためにわざわざご出講いただきましたことに、篤く御礼申し上げます。

最初は、この3月に日本学科を卒業した先輩からのお話です。

在学時から地域連携関連の授業を受講していたものの、授業外での地域連携の企画や活動に関わることは、面倒くさいなとか、しんどいなと思っていたこと、そのために、なかなかそうした活動に積極的に関わることをしなかったものの、思い切って一歩を踏み出して地域連携の企画や活動に関わってみると、周りの人たちが積極的だし、自分も楽しく感じられて、社会的にも意味がある仕事の魅力にはまってしまいました。とうとう就職もそうした仕事に関わる会社に決めました。その間、先生方には、自分の希望する仕事先に就職するために相談したり、自分が興味を持ったことについて話を聞いていただいたり、いろいろと助けていただきました。

 

そして、1年生のみなさんには、やりたいことや興味を持ったことを見つけたら、自分のペースでいいので、しっかりと進んでいってください、とのアドヴァイスもありました。

 

次は、卒業した後、フィリピンとカナダに留学し、その後も海外で様々な経験を積んできた先輩のお話です。

日本学科に入学したのは「国語」の教員になりたかったからです。実際、教員採用試験にも合格したのですが、生まれも育ちも大阪で、このまま大阪府の教諭になったら、自分の人生、大阪しか知らないことになるのだろうか、狭い世界しか知らないでこれからの人生を過ごす事になるのだろうかと、ふと感じました。そのようなことで、先生として、どのように生徒に向き合ったらいいのだろうと、疑問にも思いました。さらに、ずっと、実家で誰かに世話をされて生きていた自分、自分の力で生活したこともない自分に、教諭になる資格があるのだろうかとも思いました。このようなことから、卒業したら、海外に出て、まずは自分の世界を拡げてみようと思ったのが、卒業後の留学に踏み切った理由です。その結果、卒業後そのまま教壇に立つチャンスは失いましたが、そして、今は無職ですが、今の自分には満足していますし、これから教諭になることに再チャレンジします。

 

在学中も、「国語」の教員免許の取得だけを目標に、教員になるための授業や勉強に一生懸命に取り組みながらも、時間を有効に使って、さまざまな場所に旅行に行ったりして充実した大学生活を過ごしました。でも、一つだけ後悔しています。それは、「日本語教員」の資格を取得しなかったことです。教職以外に興味がなくて、視野が狭くなっていたのですね。在学生のみなさんには、そのようなことが無いように、視野を広く、将来の可能性をしっかりと考えて履修計画を立ててください大学を卒業した後の人生を、どんな自分として生きていきたいのか?と、自分に問い続けてください

 

3人目は、今回唯一の男性です。現在の仕事についての紹介と、そのやりがい、仕事の場で感じる喜びなどを語ってくれました。そして、在学中は、クラブ活動でマネジャーとして活躍し、さらには、学生運営委員会で各種の活動に取り組んだことを紹介してくれました。

 

その中で、大学時代、多くの仲間とふれあい、豊かな人間関係を築き上げることで日本学科以外の学生と交流する機会を多く持ち、人間関係をどのように築いていくのかを学んだことが、現在の仕事に非常に役立っていることや、日本学科ではプレゼンや人前で話す機会を多く与えられるので、そのことで、人前で自信を持って話をしたり、あまり知らない人とも落ち着いて話をしたりすることができるようになりましたと、日本学科での学びの重要性も語ってくれました

 

「学科の学びは、もちろん勉強も大切ですが、大学時代、多くの友達、先輩、色々な人と接して、人間関係を豊かに築いていくこと、これもとても大切なことです。」と、大学の学びの幅と友人関係を広げていくことを意識するようにとアドヴァイスしてくれました。

では、この後の様子は、次回、後編にて。お楽しみに。

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