人文社会学部 日本学科 -最新情報-

日本文化ゼミの実地研修

お天気に恵まれた5月の土曜日、日本学科の日本文化ゼミでは、奈良県立民俗博物館と新緑の美しい大和民俗公園での実地研修を行いました。

 

現在の私たちの日常の暮らしは、少し前までの日本の生活様式とは大きく異なっています。また、毎日のように口にするお米や日本茶の生産の現場や、それらがどのようにして私たちの口に入る形状となっているのかを知る機会もほとんどありません。

しかし、そうした知識がないままに、伝統文化や伝統的な行事・儀式について学んでも、なかなかしっかりとは理解はできません

  

 

(博物館内での撮影は、許可を得ています)

そこで、今回の実地研修は少し前の時代までの日本で生活していた人々の生活の姿と生活空間の構成を知るということを目的として、奈良県立民俗博物館で稲作や大和茶の生産の場を知り、大和民俗公園に移築されている古民家を見学することにしました。

 

 

 

 

土間に設置されたかまどや、井戸、板の間や畳の居間など、少し前の暮らしを知っている人にとっては当たり前の空間構成要素が、若い学生には珍しいもの、見たことのないものであったり、名称のみを知っていてもその現物を目にするのは初めてというものと出会ったりする貴重な体験が数多くありました

ワークシートとレポート課題も出されていますので、しっかりとメモを取り、見取り図を作成するなど、現地での見学記録も作成しなければなりません。

昼食休憩をはさんで好天の中、屋外展示をも含めてしっかりと博物館と民俗公園での見学を終えた時点で、皆さん、ちょっと日焼けしたかな・・・

 

そして、せっかく大和郡山まで来たのですから、庭園で有名な慈光院にも参詣しました。書院でのお抹茶のお接待を受ける際には、ご住職様のお話を伺う機会を設けていただき、さらには、御老僧様からも、いろいろとお話を聞かせていただきました。

 

 

やはり、現代の大学生のほとんどにとっては、滅多に足を踏み入れることのない書院という伝統的な空間に座して(正座はしなくてもいいからとご住職様に御心遣いをいただきました)、見事な庭園を眼前にしてお茶をいただき、その後、自由に庭園に出て鑑賞をさせていただくという素晴らしい一時を過ごすことができました。

 

こうして、日本文化ゼミのメンバーは、実際にその場を訪れ、自ら体験したことをもとに、日本文化に対する理解と知識を深め、さらに、ゼミ仲間とそうした経験について語り合う時間も持つという充実した一日を過ごしました。

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