人文社会学部 日本学科 -最新情報-

留学生のスピーチを聴きました 前編

この冬学期、日本学科の専門教育科目「日本文化論Ⅱ」の授業に留学生も参加していたことは、すでにご紹介しています。その「日本文化論Ⅱ」の最終授業日には、留学生のスピーチを聴く機会を設けました。

中国浙江工商大学からの留学生は大学院生も含め全員で16名ですから、8名ずつに分かれて、日本学科の前半クラスと後半クラスに参加しています。今年度は、それぞれのクラス8名の留学生から4名にスピーチをお願いしました。

 

留学生たちには、昨年12月のはじめに留学生活に関するレポートを作成してもらい、そのレポートをもとに、できるだけバラエティーに富んだ話題が提供できるようになるようにスピーチをする学生4名を選び出し、スピーチ原稿を作成してきました。

 

聴衆となった学生は、留学生のスピーチに対するコメントシートを記入しながら、それぞれのスピーチを聴きます

 

留学生は、なぜ自分が日本語を学んでいるのか、日本文化の研究をしている理由などを自己紹介を兼ねて語ってから、昨年9月から、いままでの留学生活のなかで気が付いたリ、不思議に思ったり、あるいは複雑な印象をもった「日本文化」について、一人10分程度のスピーチをします。

   

スピーチを聴く学生のほとんどは、日本で生まれ育ち、日本語を日常言語として使っている学生ですが、その学生たちにとっても、10分のスピーチをするための原稿を準備して、実際に人前に立って話すということは簡単なことではありません。それを見事にこなした留学生たちに、惜しみない拍手が送られていました

 

水曜日クラスには、副学長の井川先生と日本学科の谷口先生も聴講にお越しくださり、留学生のスピーチの後にコメントをいただきました。

 

日本人学生たちからは、

*発音や文法など、細かく見れば間違いと言える部分もあったが、それでもしっかりと内容が伝わってきた。

*数か月の滞在期間で、ここまで深く日本文化を理解していることがすごいし、自分なら外国語をその言葉を母語とする人たちの前で、こんなに堂々と話せない。

*留学して、その国で生活してみなければわからないことがたくさんあると教えてもらえた。

*留学生自身が気が付いたことについて、しっかりと考えたり、その理由を調べてみたりした自分の経験を語ってくれたのですごくよくわかった。

*あらためて「外から見た日本文化」について考え、日本や日本人について振り返る機会となった。指摘されて初めて気が付くこともあった。自分の当たり前が、誰にとってもあたり前でないとわかった。

*あらためてこの授業で学んだことを振り返る機会となった。

などのコメントが寄せられました。

では、次回は、留学生たちのスピーチの内容から、いくつかの興味深い内容を紹介することとしましょう。

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