人文社会学部 日本学科 -最新情報-

「日本文化」を学ぶとは?

日本学科では、1年次に「日本文化」について学ぶ「日本文化論」が開講されています。

この科目を受講する学生の多くは、「日本文化」について学ぶということは、日本の伝統文化について学ぶ科目というイメージを持つようですが、

実は・・・

日本学科では、日本の伝統文化や文化史を学ぶ科目もありますが、1年生で学ぶ「日本文化論」は、そうした形あるものについて学ぶ科目ではありません。

たとえば、日本語表現に見られる「あいまいさ」の背景にある要素や、しばしば主張される日本文化は特殊だという説や、多様性を受け入れにくいといわれる日本社会の実態についてなど、私たちを取り巻く日本の社会や、その社会の「常識」について、改めて考えてみようという科目です。

自らの世界を拡げ、自分と他者の相違を認めつつも、お互いを尊重するという「ものの考え方」を体得するという大きな目標を掲げているこの科目「日本文化論」ですから、しっかりと考えること、そして、それを踏まえて自分の考えを他者に伝え、他の人の意見をしっかりと聞く「対話」をしてみようということを目的としたグループワークも実施されます。

 

留学生も受講している科目でもありますので、グループワークを通じて、日本以外の文化圏から留学してきて体験する「日本文化」の印象や、留学生の出身国である中国社会の「ものの考え方」などを、話し合いの場を通じて知る機会もあります。

グループワークでは、「日本人」の条件とは? というテーマなどを取り上げます。

「日本人」の範囲を法律的にではなく「文化的」に見た場合それをどこまで拡げることができるのかなど、学生が日常生活ではあまり意識しないままに過ごしている事柄をテーマとして取り上げ話し合います

 

グループワークそのものについては、夏学期から何回も授業内で経験していますからそれほど難しいとは感じない学生たちも、このような、今まで考えたことがないテーマについて対話する、という課題にはかなり戸惑うようです。

 

が、そうした戸惑いを経て、今まで考えなかったような事柄についてもいろいろと考えることによって、大学生としてのものの見方を体得し、自分の世界を拡げるということを学んでほしいと期待しています。

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