人文社会学部 日本学科 -最新情報-

京都での実地研修 その2

ゴールデンウイーク期間の天気予報で唯一の雨マークが出されていた5月6日の土曜日、日本学科の日本文化ゼミでは、京都府八幡市にて実地研修を行いました。幸いに雨に降られることなく終了した午前中の研修レポートに引き続き、午後の実地研修の様子をお伝えします。

さて、ゼミメンバーは、樟葉駅に隣接の「くずはモール」内で、適宜少人数グループに分かれて昼食休憩をとった後、午後1時に再集合し、バスに乗って、八幡市立松花堂庭園・美術館に向かいます

午前にその遺構を確認した松花堂昭乗の草庵が移築された庭園と安土桃山時代から江戸時代のお弁当箱の展示を行っている松花堂美術館の春季展「お弁当箱―目であじわう器―」の見学が午後の予定です

少し雨が降り出し始めましたが、バスでの移動の後は、しばらく美術館の中ですから、その間に雨が上がることを期待しましょう。

まずは、美術館へ。地下の展示室に向かい、午後2時からの学芸員の方によるギャラリートークに先立って、展示内容をそれぞれ、確認します。そして、2時まで少し時間がありますから・・・

何をやっているのかというと、展示室外の廊下で、本日の研修課題について、それぞれメモや記録を残しているのです。これからのギャラリートークの内容もしっかりと記録していかないといけませんし・・・

 

 (美術館内の写真は、ご許可をいただき撮影しています)

午後2時からは1時間ほど、展示室内の「お弁当箱」についてのギャラリートークを聴きながらの展示見学です。お弁当箱といっても、「提重(さげじゅう)」という、重箱やお酒の入れもの、小皿や杯までが手に提げて持ち歩けるように作られた豪華な蒔絵のセットが数多く展示され、その季節感を細かに表現した豪華な装飾や、工夫のある形を、実物を見ることでしっかりと確認します。まさに、お弁当箱は、中身も大切だったのでしょうが、それだけでなく「目であじわう器」でもあることが実感されます。

学芸員の方からは、近世の人々がこれらのお弁当箱をどのように使っていたのかについての説明も含め、大変丁寧なご解説をいただきました。ありがとうございました。

そして最後は、庭園の見学です。幸いに、雨も上がり、少し雨に濡れた紅葉の青葉がしっとりとして、庭園散策には「ばっちり」です。ここでは、松花堂庭園の担当の方、そして、ボランティアガイドさんに、ご案内をいただきました

 

広大な庭園の一部には松花堂の草庵が移築され「史跡松花堂」となっていますし、それに並んで、やはり男山から移築された僧坊泉坊の遺構である泉坊書院があります。それ以外にもいくつかの茶室や水琴窟など、見学すべき場所も多く、全体を見て回るのに1時間ほどかかります。

ここでの課題は、「松花堂」に至る露地庭(茶室の庭)と移築復元された松花堂を見学し、泉坊書院の遺構で書院造を確認することです。研修のしおりを手に、案内の方の解説をしっかりと聴きます

 

 

こうして、午前、午後にわたる実地研修は、雨にたたられることなく、無事に終了しました。ゼミ生には、長時間にわたる実地での研修、お疲れ様でした。しっかり、課題内容の確認もできましたか?

八幡市立松花堂庭園・美術館の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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