人文社会学部 日本学科 -最新情報-

教職志望者による座談会 その2

春から教壇に立つ4年生たちと、これから教員採用試験に臨む3年生たちが集まり、座談会をおこないました。例年、3月下旬に企画しているもので、4年生たちの努力や取り組みを下級生に伝えるよい機会になっています。座談会前半の記事(こちらをごらんください)に続き、今回は後半の内容をご紹介します。

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【教採受験をめざすにあたって】

3年生Dさん

クラブ活動で忙しく、春休みの初めから取り組めなかったので、いま、とても焦っています。施設でのボランティア活動を始めたので、その経験も活かしていきたいです。

3年生Eさん

学科の勉強会にずっと参加しています。古典文法など、わかってきたなという手応えも感じていますが、どこまで勉強すれば安心できるのか、不安もあります。

3年生Fさん

教職志望学生に対するIBUの支援がどれほど充実しているか、他大学に通う学生と話をしていると実感します。学科の勉強会も、どうして人と合わせて勉強しないといけないのかと最初は思っていましたが、今はお互いに支え合うことの意味を感じています。他の勉強会にも顔を出しているのですが、中にはどうしても雰囲気が合わないところもあって。それが今の悩みのタネです。

3年生Gさん

私自身、意欲が向くものとそうでないものとの差が激しく、自己嫌悪がありました。先輩方のお話を聞いて、メリハリを付けて取り組むというふうに捉え直すと、これからうまく回していけるような気がしました。

3年生Hさん

春休み期間中に、教採向けの模擬試験をできるだけ受験し、自分の力を確認することを課題にしています。模試の問題や解答を勉強会の仲間と共有することで、受験料も、その何倍も意味のあるものになっていると思っています。

3年生Iさん

勉強会に参加するようになって、「勉強癖」が付いてきたと自分でも思います。ただ、目の前に広がる勉強は、まるで「食べ放題バイキング」のようで、まだ手を付けていないものや、食わず嫌いのものもたくさんあります。

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【後輩へのアドバイス】

4年生Cさん

みなさん、やはりいろいろと不安があるようですね。昨年の今頃は、僕もそうでした。しかし、不安こそ「原動力」になると思います。むしろ不安を大事にして、利用してもらいたいです。

目標は「受かること」ではなく、「よい先生になる」ことですよね。目線を上げて、今の課題だけでなく、遠くにある本来の目標を見通すことで、気持ちも楽になります。

どの勉強会に参加しようか、迷っている人もいるようですが、勉強会の場というのは、ある意味、自分本位でうまく活用すればよいと思いますよ。自分にとって、得るものがあるときだけ参加する、というのでも構わないでしょう。

4年生Bさん

苦手分野の克服について、心配な人も多いですよね。私も漢文が苦手で、ずっと避けてきました(笑)。 でも、よい意味で開き直ることも大事です。皆さんそれぞれに得意分野があるはずです。それをしっかり伸ばせば、苦手分野をカバーすることもできるでしょう。もちろん、基礎的な知識をきちんと押さえることは、大事ですけどね。

また、ボランティアを始めたとのこと、たいへんよいことです。教採の面接でも、ボランティア活動を糸口に、いろいろなお話をすることができました。

4年生Aさん

教採の面接で、受験者に問われるのは、自分中心か生徒中心かということだと私は思っています。今は自分のことで精一杯かもしれませんが、つねに生徒中心にものを考えるようにすることが大事です。そのような見方が自分のものになれば、面接でも必ず評価されるはずです。私は、後輩の皆さんに、面接では失敗してほしくありません。

メリハリの付いた勉強法についてですが、私はよく自宅近くの喫茶店に籠もって、勉強に集中しました。でも、それは実は「一人きり」ではなかったのです。自分のできない問題が解けたり、自分の苦手な分野を得意にしたりしている勉強会の仲間の顔を、いつも頭にイメージして、「何くそ!」の気持ちで戦っていたのでした(笑) 私にとって、勉強会の仲間と競い合う経験は、それほど大切なものだったのです。

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【吉元先生から】

これまでは高校の「国語」教諭として、妻であり母である家庭人としての目線も大切に、生徒たちを見守ってきました。そして、今は、そうした経験も踏まえて、教採受験を目指し、日々成長する大学生たちの見守り役として日々を過ごしています。私自身、こうした仕事に、心から幸せを感じています。だからこそ、教職志望の皆さんには、私の国語教諭としての経験のすべて、そして、今、指導できることのすべてを受け取ってもらいたいと思っています。皆さん、一緒に頑張りましょう。4年生の背中を追ってきた3年生の皆さんの表情も、この春休みの間にずいぶん変わってきました。今日の先輩方の言葉を胸に、改めて初心に戻って、教採受験に向けて頑張ってもらいたいと思います

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以上が、教職座談会の後半となります。日本学科における教採受験対策では、先輩学生から後輩学生へのバトンリレーをとても大事にしています。先輩・後輩が支え合う取り組みは、毎年実施する「キョーサイ合格こころえプロジェクト」に結実しています。新年度も、卒業していく先輩学生の思いを大事にしながら、教職志望学生の支援に努めていきます

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