人文社会学部 日本学科 -最新情報-

プレゼンテーション名人をめざせ!!――日本語表現演習II

1年生の必修科目「日本語表現演習II」では、手紙・履歴書という実用的な文章の書き方や、スピーチ・プレゼンテーションという人前での話し方を学んでいます。今回はそのうち、プレゼンテーションの学びについて紹介します。プレゼンテーションに使う媒体を大別すると、プリントと、スクリーンの映像があります。それぞれメリットがありますので、この授業では両方を使ってのプレゼンテーションを体験しました。

まず、プリントを使って個人でプレゼンテーションを行いました。課題は、「J-POPを題材にしてその特色を明らかにする。ひいては日本文化の特色を明らかにする」としました。各自、興味深いテーマを見つけてきましたので、そのうちのいくつかを紹介します。

  • なぜ桜ソングは売れるのか
  • 夏の全国高校野球選手権テーマソング
  • Jポップにおける「絆」
  • 昭和と平成のロックバンドの表現の違い
  • ミスチル桜井和寿の歌詞はなぜ人の心に響くのか

 

人前での発表は誰もが緊張するものです。けれども、発表の順番が廻ってくると、学生たちは、覚悟を決めて精一杯のプレゼンテーションを行いました。注意点は「プリントを工夫して作成すること」「独創的な研究にすること」「わかりやすく説明すること」などです。聞き手側の学生も漫然と聞いていたわけではありません。上記の注意点を観点とした評価表(ルーブリック)に、到達度合いを記入していきます。さらに今後の参考になるよう、一言アドバイスも書き添えます。このルーブリックは授業担当者が回収しチェックした後、発表者に渡されました。クラスメートからの意見は大きな参考となったことでしょう。

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次に、映像を使ってグループプレゼンテーションを行いました。3名から4名でグループを形成します。テーマは、個人プレゼンテーションの中から良かったものを選び、発展させました。準備のためにパソコン室も利用しました。メンバーで相談しながら、パワーポイントを作成していきます。パワーポイントの使い方は、すでに「情報処理演習Ⅰ」の授業で習得済みですから、全員がこのツールは使えます。それぞれが持っている知識を出しあい、どうすれば視覚的に訴えることができるか、相談しあってアピール度の高いパワーポイントを作成していきます。

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いよいよ発表です。グループのメンバーで役割(説明係・パソコン操作係・時間計測係)を分担します。説明係は、わかりやすく明瞭に話すよう心がけます。パソコン操作係は、映像の切り替えのタイミングを誤ってはなりません。時間計測係は、早すぎたり遅すぎたりしないよう、要所要所で仲間に時間の経過を合図します。

無事発表が終わっても、気を緩めるわけにはいきません。まだ質疑応答があります。聞き手側のグループから鋭い質問がきます。発表グループは額を寄せ合って相談し、代表者が答えます。その答えに納得がいかない聞き手側から、さらに質問がなされる白熱した場面もありました。

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グループプレゼンテーションの際も、聞き手側はルーブリックに評価を記入しました。「一言アドバイス」欄には、一言どころか、紙面ぎりぎりまで懇切丁寧にアドバイスを書いていました。このような励ましが、今後のさらなる向上の糧となってくれることでしょう。

プレゼンテーション力は、社会に出てからもずっと必要になる力です。この授業で学んだことを自分のものにし、昨日の自分より今日の自分が一歩前進するよう頑張ってもらいたいと願います。

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