短期大学部 生活ナビゲーション学科 
ライフケア専攻 -最新情報-

意外に速く歩かれる! ~視覚障がい者手引き歩行体験~

夏学期の終盤の「ライフケア演習Ⅰ」の授業では、人間福祉学科健康福祉専攻の「大学基礎演習Ⅰ」と合同で視覚障がい者の生活について知る授業を行いました。

大阪市住吉区社会福祉協議会のご協力により、視覚障がい者がつくるボランティア組織「心(ココ)フリー」の皆さんに来学いただきました。このグループは、視覚障がい者の方や 身体視覚障がい者の方、健常者で立ち上げられ たボランティアグループだそうです。当事者の生活や思い を伝え、優しいまち づ くりのために、区内の小学校をはじめ各地へ幅広く出前講座を開催されています。

今回は、ライフケア専攻の学生が、視覚障がい当事者を手引きする体験をさせていただきました。

「さぁ、行きましょう!」。学生ではなくメンバーの方が声をかけられます。

やがて学生の方から「次、右に曲がります」「狭いので私の後ろに回ってください」「歩くスピードは速くないですか?」「ここの(大学の)売店ではアイスクリームを売っています」など、少しずつ声がでてきました。

この体験で「声のかけ方がわかりました ! 」という声が聞かれました。具体的には「これからは、町でみかけたら、”どちらまで行かれますか?”と声をかけます」「最初に手の甲を軽く合わせたら肘を持っていただけ、手引きする基本の形になりました」

 

○今日初めて視覚障害者の歩行の介助をした時、目が見えているようなスピードで歩かれているし、椅子に座る時や曲がり角でもスラスラ動かれることに凄く驚きました

日ごろの生活での話を聞いていると、料理は皆さん自分で作られているとおっしゃっていて、目が見えなくても自分で何でも出来るのが凄いなと思いました。

体験をしてこれから注意をしていこうと思ったことは、道で視覚障害の方を見かけた時は自分から当たらないようにすることです。介助する時は声かけを欠かさずに歩こうと思いました。止まる時はなぜ止まるのか、周りには何があるのかなど、こと細かく声かけが必要だなと思いました。
今日は少ない時間でしたが、凄く良い経験が出来て良かったです。将来にも役立つことが出来て良かったです。

○映画や本もお好きだし、料理もされるということを聞いて最初は驚きました。しかし、それはあたりまえのことだと思うと、驚いている私は視覚障害の方の生活を知らないのだなと気づきました

見えないと何もできないと思ってしまいがちですが、今日来られた皆さんは、道具やアプリなどでいろいろ工夫して自分らしい生活を送っておられるのだと分かりました。  手引き歩行では「スロープです」「段差です」と、前もって声かけをすることは分かっていました。しかし、上りなのか下りなのかという情報がもっと大事だということを知りました。

肘の付近をもってもらって歩いたのですが、スタスタと私たちと同じかそれ以上のスピードで歩かれました。

そして何よりも素晴らしいと感じたのは、住吉区の皆さんはボランティアとしてこのような活動をされていることです。私は視覚障害の方は「ボランティアをされる側」という勝手なイメージがあったので驚きました。自分にもできることがいっぱいあると思うので、夏休みなど時間があるときに取り組んでいきたいなと思います

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