経営学部 経営学科
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経営学科 海外インターンシップ報告 (その4)

 経営学科・企業経営専攻の実施する「海外インターンシップ」は今年で3回目を迎えました。2月6日から3月7日までの約1カ月間、2年生の13名の経営学科の学生が、オーストラリア・シドニーでの職業体験に挑戦しました。経営学科生なら誰でも参加でき、2年次に企業経営専攻で成績12位以内の特待生に選ばれると参加費用の大半となる30万円が補助されます。英語が苦手な人も、無料のオンライン英会話など事前研修を受けることができ、レベルに合わせたインターン先が紹介されます。

今回、3年目を迎えた海外インターンシップ報告の最終回となる5名の参加者の取り組み紹介です。

松下 修人さん

 中学・高校時代から、代表選手として活躍し、サッカーに青春を賭けてきた松下さんのインターン先は、サッカーアカデミー「豪州ソリューションズ」です。日本からサッカー留学してきた若者たちの育成や、さらにプロ、セミプロを目指す人がデビューできるようにプロモートすることが事業の内容です。

 コーチ、Jリーグなどのサッカー通訳としても活躍し、日本とオーストラリアのサッカー界の架け橋的存在としてこの業界で知らぬ人はない、宮下忠士オーナーの指導の下、松下さんは、試合の様子の写真や動画の撮影、選手へのインタビュー、その編集とブログメディアへのアップ、現場では、グラウンドや用品の整備などを行いました。スクールでの仕事のあとは、外国人学生と一緒にプレーを楽しんだり、社会人チームに入って一緒に試合をしたり、プロチームの観戦に行ったりという、男臭い中にもサッカー一色のインターンシップでした。そして、なんとその技術と才能が認められ、インターン中に受けたプロテストにも合格し、スカウトが来ました!本学初の海外で活躍するプロサッカー選手の誕生にも期待がかかります。
※豪州ソリューションズのページはこちら。 

大西 舞香さん

 大西さんはシドニー市内の、高級住宅地にある、チャイルド・デイケアーセンターである、ストリンジーバーク・ラーニングセンターでのインターンシップを行いました。こちらのセンターも、昨年度も本学学生を受け入れていただいています。日本でいう保育園ですが、2歳から6歳までの子どもたちを25名の少人数制で受け入れ、住宅を改造した可愛らしいコテージで保育を行っています。外国人の多いエリアで日本人の先生もおり、相談に乗ってもらえます。大西さんは、元気いっぱいの子どもたちと一緒になって身体を動かして遊んだり、おままごとの相手をしたり、お昼寝をさせたりとハードですが、充実した毎日を過ごすことができました。

 このセンターでは、異なる年齢の子どもたちが一緒に活動する中で、上の子が下の子になにかやってあげるようになり、優しい子が育つというメリットがあります。また、様々な道具を自ら選び使うことで、リスクがあるようなことにも適応できるようになり、子どもたちがそれぞれ好きなことをやることで、自主性や個性を育む試みがなされています。日本の保育園のように、安全重視と管理を厳しく行いながら、年齢別もクラスで保育士の指導で、全員が同じことをさせる教育方針との違いも気づきました。ホームステイは郊外の広い住宅地で、自然いっぱいの環境の中、都会育ちの大西さんは、毎日出没する虫とも格闘しながら過ごしたことも、貴重な経験になりました。

岡 采里さん

 カフェやスイーツ、お菓子が好きな岡さんは、シドニーの中心にある、高級デパート・ショッピングモール、QVB(クイーン・ビクトリア・ビルディング)の3階にある、おしゃれなダイニングカフェ「シェリニス」でのインターンシップを経験しました。QVBは、ビクトリア女王の即位50周年を記念し、1898年に完成した煉瓦造りの歴史的建造物で、高さ10メートルの世界最大の豪華なからくり時計と女王像で知られており、世界で最も美しくゴージャスなショッピングセンターともいわれる定番の観光スポットです。

 吹き抜け沿いの通路にあるシェリニス・ダイニングカフェは、お食事からデザートまでのフルサービスを提供しており、とてもおしゃれな雰囲気で、地元のオージーのマダムがショッピングの途中のお茶と休憩を楽しんだり、ビジネスマンがお酒を嗜んだり、観光客にも本格的な料理が大人気です。
 岡さんの仕事はホールスタッフとしてお客さんを案内し、サービスや片付け、会計を行うことで、フレンドリーなスタッフやお客さんと様々なコミュニケーションを楽しみながら、英語力をメキメキ向上させました。
※ シェリニスのページはこちら

横田 真優さん

 旅行が好きな横田さんは、大手の旅行会社、「日本旅行」のシドニー支店の事務職としてのインターンを経験しました。今回のインターンシップに参加したメンバーでは、唯一、オフィスでのデスクワークを中心とした仕事です。

 旅行業の仕事は、インバウンド(日本など海外からきたお客様をオーストラリア国内での宿泊や交通、案内を手配)とアウトバウンド(オーストラリア在住のお客様が日本に行ったり、日本に帰国したりする際の手配)がありますが、この支店ではインバウンドがメインになっています。スタッフはほぼ日本人ですが、団体旅行の見積書を作ったり、現地のホテルや交通機関から予約手配で出された書類や、レストランのメニューを日本語にしたり、発注書を英語に直したり、名刺から顧客名簿を作成したりなどが仕事の主な内容で、マネージャーの竹内さん、日本人女性スタッフのサキさんに付きっきりで親切に指導していただき、ビジネス英語の勉強にもなりました。ちょうど新型コロナウイルスが問題視されはじめた時期で、社内ではキャンセル対応などに追われたりもしましたが、ホテルへの営業に同行したり、ツアーの現場に見学に行ったりと、様々な貴重な体験ができました。

 ホームステイ先には何人かの留学生がおり、横田さんにも1階の個室があてがわれ、落ち着いた暮らしの中、休日には仲間たちを誘い、郊外のブルーマウンテンや、市内遊園地のルナパーク、様々な観光地巡りや、イベント、ショッピングを楽しみました。

中川 志帆子さん

 シドニー中心部から西に約35キロの郊外、フェアフィールド市にある、1200人の生徒が学ぶ、大規模な共学の公立中高校、プレイリーウッド校での日本語教員アシスタントを行いました。

 中学生は最初日本語のあいさつから学びます。中川さんは、その際に「こんにちは」「ありがとう」などの発音練習をしたり、自己紹介「私は/僕は〜です」やひらがな、数字などを教えたり、日本の文化を教えたりしました。高校生はとても優秀で、よりハイレベルな日本語を意欲的に学んでおり、日本の漫画やアニメもよく知っていたので、話していて本当に楽しかったとのことです。

 ホームステイ先のメシティ家では、フレンドリーで料理上手なホストマザーや、日本語であいさつしてくれる優しいホストファザー、可愛いキッズたちもおり、他にはとても親切な中国の留学生もいて、夕食時に皆でいろいろお話をしたり、観光に出かけたりして、とても楽しい毎日を過ごしました。

 

視察教員・天野先生のコメント

 このインターンシップの終了後まもなく、コロナウイルスが世界中にあっという間に蔓延し、残念ながらオーストラリアも出入国が禁止され、留学や国際交流もすべて中止を余儀なくされている現状が続いています。今回は実施時期が早かったことから、全員、健康にも問題もなく1ヶ月のインターンシップを終え、安全に帰国できたのはとても幸いなことでした。

 若い時の海外体験、苦労して壁を乗り越えた経験は、必ずやその人の人生を変える糧となります。そして、このようなインターンシップは大学生の時にしかできませんので、多くの学生のチャレンジを期待しています。そのため、来年2021年春には、コロナ禍が収束し、楽しく有意義なインターンシップが安心して行える状況になっていることを祈りたいと思います。

 インターン先やホストファミリーのマッチングはじめ、親身にご指導、ご相談をいただいた、マイステージ社のスタッフのみなさん、ありがとうございました。

【関連リンク】

→学科ブログ:海外インターンシップ(その3)はこちら

→学科ブログ:海外インターンシップ(その2)はこちら

→学科ブログ:海外インターンシップ(その1)はこちら

→経営学部の学びについてはこちら

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