経営学部の7月オープンキャンパスのミニ授業を紹介します



 七夕の7月7日(日)に開催されたオープンキャンパスは、お天気にも恵まれ、大勢の高校生が参加してくれました。まず、大講堂で全体の説明会後、学科イベントの教室に移動し、学科長による学科説明が約20分ありました。

応援スタッフの学生たちがお出迎え


 学科説明では、経営学部の学びや学生への支援制度等の説明があるとともに、公共経営専攻学生の公務員試験受験状況やインターンシップ経験者の就職率等とともに、就活や資格取得など、頑張っている学生の様子が紹介されました。

 引き続き、公共経営専攻の春名先生によるミニ授業「すみませんでは済みません!バイトテロの法的責任とは?」が実施されました。

 いわゆるバイトテロとは、飲食店やコンビニエンスストアのアルバイト店員がSNS上に不適切な動画をアップする行為のことで、今年の年明けに大きな騒動となりました。授業では、バイトテロによって企業が受けるダメージを参加者とともに検討した後、バイトテロをおこしたアルバイトが負うべき法的責任について解説がありました。

 また、法的責任とは別に、バイトテロによって生じる社会生活への影響についても説明がありました。SNSが普及した現代社会においては、すぐに炎上し、個人の情報がみだりに暴露され、あっという間に拡散されてしまいます。何より怖いのは、それがSNS上に半永久的に残ってしまうということです。悪ふざけの代償はあまりにも大きいということを、高校生のみなさんにも理解していただけたのではないでしょうか。

 今回、法律がテーマだったことには理由があります。経営学部では、経営学や簿記、会計学などの経営分野の学習に加え、民法や商法などのビジネスにかかわる法律の勉強も必要になります。また、公務員試験や宅地建物取引士をはじめとする各種資格試験の受験科目として、法律の知識が求められることがあります。そのため、経営学部では、経営分野だけではなく、法律の学習も大切であるということを高校生のみなさんには知っていただきたいと思います。

 ミニ授業の最後には、春名先生から参加した高校生の方々に、「本日は七夕です。みなさんが希望の大学に入学できるよう、短冊に願いごとを記して、達成できるよう頑張ってください」と励ましの言葉がありました。

 一方、個別相談のブースにも、多くの高校生が、「経営学部では具体的に何を学ぶことができるのか」「インターンシップ先について」「公共経営専攻学生の公務員の合格率」など、多様な質問をもって立ち寄ってくれました。その質問に対して、学科の教員が説明したり、在学生が回答して対応しました。

 経営学部では、教員と学生の距離を近くして、
すべての学生の将来の希望が叶うように全力でバックアップできる体制を整えています。

 高校生のみなさん、不明なことは、ぜひともオープンキャンパスに参加して、在学生や教員に尋ねてください。
 今年のオープンキャンパスでは、最初の写真に写っている特待生たちが、日々の学生生活や入試の際に不安に思うこと等、高校生の方々の質問に答えられるよう、スタンバイしています。

 

8月のオープンキャンパスは 5日(月)、16日(金)、17日(土)を予定しています。
同時にAO入試も実施します。
引き続き、皆さんのお越しをお待ちしています!

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