経営学部 経営学科
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オーストラリア・シドニーでの海外インターンシップ<第3弾>


 最終回の今回は、<第1弾>、<第2弾>に引き続き、参加学生5名のインターンシップ体験とともに、ホームステイの模様、インターンシップを経験した学生たちの感想をご紹介します。

→第1弾のブログ記事はこちら

→第2弾のブログ記事はこちら

 

 

◯ 幼児ラーニングセンター(藤田 真葵さん)

 子どもが大好きな優しいお姉さんの藤田さんが配属されたのは、閑静な高級住宅街にある、2歳から5歳までの就学前の幼児を対象としたプレスクールです。プレスクールは、絵かきや工作をしたり、絵本読んだり、歌やダンスをする幼稚園としての機能に加え、読み書きや計算も教え、学習に力を入れていることが特徴となっており、日本人の子女も数多く通っています。藤田さんは、ここで先生の補助を担当しました。英語が少し苦手で、最初はやや控えめだった藤田さんも、多くの子どもたちに懐かれ、園長先生やスタッフの方の指導も受けながら、徐々にいつもの積極性を発揮し、英語力もレベルアップしていきました。

 

〇 不動産(山崎 友樹さん)

 以前から、営業の仕事や不動産に興味を持っている山崎さんは、不動産関係の異なる2社でインターンシップを体験しました。最初は韓国系の不動産会社でした。物件の鍵を渡され、現場でのお客様への案内を任されるなど大活躍でしたが、朝から晩まで緊張し通しで頑張りすぎたせいか、ちょっと体調を崩してしまいました。
 数日、休息を取って、体調を整えてから2社目の日系のディベロッパーでお世話になることになりました。研修期間中に、シドニーから首都であるキャンベラに出張する機会をいただくなど、オーナーにも可愛がってもらい、営業補助や開発プロジェクトの視察を行いました。体調不良というアクシデントを乗り越えて、憧れの業界で貴重な体験をすることができました。

 

◯ 公立中高(脇  順二さん)

 脇さんのインターンシップ先は市内から1時間ほどの郊外にある中高一貫の公立学校で、日本語教師の補助を務めました。授業の多い日は、1日に4~5時間の授業を担当しました。明るく元気キャラの脇さんは、すぐに生徒たちの人気者になりました。日本語を学ぶ外国人には難しいひらがな「ぬ」と「ね」の違いなど、生徒たちに熱心に個別指導を行い、先生からも大好評でした。いっぽう、ホームステイ先の家が郊外の外れにあり、帰りに迷子になったというアクシデントもありましたが、優しいホストファミリーにも助けられ、素晴らしいホームステイを体験することができました。インターンシップとしての研修、ホームステイのどちらも大変充実しており、有意義な1カ月となりました。


 上記3名の他、経営学科の宮城祐衣さんと短大・生活ライフデザイン専攻の久保陽菜さんも、インターンシップ先となった学校で、日本語教員アシスタントを担当しました(残念ながら、写真撮影は不許可だったので、インターンシップ中の風景写真の掲載はありません)。
 日本語教員アシスタントは単に日本語を発音するだけでなく、日本語について英語で説明することは、英語の上達にも大変役に立つのでオススメのインターンです。例えば、みなさんは、「ラーメンが美味しい」と「ラーメンは美味しい」の違いを英語で説明できますか?言葉に愛着があり、言葉を探求するのが好きな人には、日本語教員アシスタントがオススメです。以上が、参加学生の体験報告でした。

 次に、ホームステイについては、移民社会のオーストラリアならではで、家族構成や年齢はもちろん、人種や出身国、文化も様々です。ホストファミリーの他に、他大学や他国からの留学生やインターン生もいる場合も多く、学生たちは、彼らやホストファミリーと一緒に食事をしながら今日あったことの話をしたり、コーヒーを飲んでくつろいだり、ゲームをして過ごしました。また、ホストファミリーと一緒に出かけたり、パーティーに参加することも楽しみのひとつでした。まるで大家族で生活するように、いつもわいわいにぎやかな毎日だったので、寂しさを感じることもなく、楽しく過ごすことができました。


 滞在中には、性的マイノリティー(LGBTQ※)の世界最大の祭典である「マルディグラ」が開催され、パレード見学に参加した学生もいます。マルディグラは、同性愛者に対する差別撤廃や自由で多様性が認められる社会を目指して、オーストラリアの国民運動として開催されています。シンボルであるレインボーフラッグは街中にあふれ、イベントは大盛況でした。性的マイノリティーに対する理解が十分とはいえない日本と、「みんな違ってみんないい」という個人の尊重を実践するオーストラリアとの違いに驚きや感動を覚え、オーストラリアにますます興味を抱いた学生もいました。日本が抱える性的マイノリティーの問題について考えてみる機会となり、貴重な社会勉強となったようです。興味のある人はネット等で紹介されている動画を確認してみてください。

※LGBTQとは、レズビアン=女性同性愛者(L)、ゲイ=男性同性愛者(G)、バイセクシャル=両性愛者(B)、トランスジェンダー=身体上の性別に違和感をもつ人(T)に加え、クエスチョニング=自分の性自認や性的指向が定まっていない人(Q)など、いわゆる性的マイノリティーのうち、代表的な5つのタイプを総称したものです


 最後に、今回参加した学生の感想と後輩たちへのアドバイスをご紹介します。
 

・海外は初めてで言葉も自信がありませんでしたが、インターン先やホームステイ先のみなさん、そしてお世話いただいたマイステージのスタッフの方がとても良くしてくださり、安心して有意義な4週間を過ごすことができました。

・ホームステイ先やインターン先にいた日本人の他大学の学生と仲良くなり、仕事の面で助けてもらったり、休みの日には一緒に出かけるなど、新たな出会いで交友関係が広がり、とても楽しかったです。

・言葉以上に仕事の経験で学んだことは大きく、いろいろなことを任され、新しいことにチャレンジさせてもらえました。将来の仕事にもこの経験が生きてくると思いました。

・英語については、事前研修やオンライン英会話で勉強したものの、勉強不足、力不足を感じました。インターンの種類によっては基本的な英語力で足りるところもありますが、やはり出発までにできるだけ力をつけておくべきだと思いました。

・最初は何も指示がなく、何をしたらいいかわからず、仕事にも馴染めず、泣きそうになり、もう帰りたいと思うこともありましたが、最終週にはすっかり慣れて笑顔で帰国することができました。気持ちを推し量ってもらうことは期待せず、自分から積極的に意見を言い、飛び込んでいくことが大切だと思います。

・オーストラリアでは、残業などせずに時間が来れば帰るというメリハリ、ワークライフバランスを重視した社会であることは、日本も見習うべきだと思いました。また、物価はとても高いが、バイトの時給も1800円〜2000円が最低レベルだそうで、日本との違いを感じました。

・これまで、海外にはまったく興味がなかったけれど、この機会を通じて視野が広がり、海外で働いてもいいかなと思うようになりました。多くの後輩たちにもぜひ海外インターンシップを勧めたいと思います。



 オーストラリアは、人々も親切でフレンドリーで、個を尊重する社会です。また、豊かな自然や美しい風景に恵まれ、食べ物も美味しいです。学生たちは、そのようなオーストラリアで、春休みの1ヶ月を過ごし、一回りも二回りも成長して帰ってきました。学生時代の海外経験は、人生を変えるだけのインパクトがあります。海外に興味を持った人、海外での学びを体験してみたい人は、ぜひ企業経営専攻の海外インターンシップに挑戦してください。

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