経営学部 経営学科
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出でよ!未来の起業家たち 〜第5回 IBUビジネスプランコンテスト開催〜

 経営学科では、IBUビジネスプランコンテスト(通称 IBUビジコン)を毎年度末に開催しています。本学のビジコンは、新商品、新サービス、スマホアプリ開発に加え、行政・公共サービス等、イノベーティブなビジネス創出を目指して、その創造性やユニークさを競うものです。これまでの経営学科のカリキュラムで学んできた、マーケティングや商品企画、財務管理や公共経営科目として学んだ知識を総動員し、個人またはグループで事業計画書としてまとめ、プレゼンテーションを行い、ビジネスプランの完成度とプレゼンテーションスキル等を競います。
 各ゼミや、専門科目の授業内で広く募集するとともに「商品企画論」「起業研究」「経営コンサルティング論」などの授業では、事業計画のブラッシュアップも行います。また、1年生については、「大学基礎演習Ⅱ」にて、全員が必修で取り組み、クラス代表者の選抜で選ばれた上位者がビジコン本選に進みました。今回、他学科の学生も含め、約200プランの提案がありました。

           さすがは最終選考まで残った精鋭たち、パワーポイントもお手のものです


 事業計画書について、第一次の書類審査、経営学科教員と関連科目の非常勤講師による二次審査を通過した11チームが、最終プレゼンテーション大会に臨みました。アイディアの独創性、社会的意義と学生らしさ、将来発展性と収益性、プレゼンテーションと発表姿勢、将来期待度の観点から、経営学部教員陣により、質疑応答が行われ、審査の結果、順位が決まりました。

 

 みごと優勝に輝いたのは、経営学科1年生チーム、森田綾乃さん、松本深雪さん、簗瀬未来さん、森本貴裕さんによる「ダイエット兼ファッションアプリ」です。すでに数あるダイエットのアプリとファッション通販アプリを組み合わせたもので、ダイエットに励み、身体を計測、その成果や目標達成度と、順位の設定により、洋服などの販促購入につなげていくもので、最近、話題になることが多いZOZOTOWNやRIZAPのビジネスモデルも上回るようなユニークな発想と収益の期待度、プランのわかりやすさが、プレゼンテーションの完成度も相まって高評価になりました。

             みごと優勝に輝きました! 原田学部長と一緒に記念撮影


 準優勝に選ばれたのは、経営学科1年生チーム、増井宇志さん、山下徳崇さん、本田隆哉さんによる、「Region Board 地域掲示板」です。このサービスは、特に地方において、農業関係の求人やアルバイト、あるいは小規模商店等の広告と消費者への伝達などに情報不足やミスマッチが生じていることに目をつけ、低コストで、かつ地域を限定的に情報交換が行え、検索可能とするもので、ITを活用した地域の活性化、農村の振興という点で社会性、公共性を持ったプランであることが評価されました。

                   来年度は優勝を狙います!


 3位には、経営学科4年生の藤田勇士さんによる「しゅみ市場」が選ばれました。地域の高齢者が、フリーマーケット・マルシェ形式で、それぞれの趣味や特技を披露しあうイベントを開催し、様々な企業からスポンサーを募るとともに、マーケティングリサーチやプロモーションの場を提供するものです。高齢者に生きがいと収入を提供、また企業には新たな事業発展の機会となり、また様々な世代間の交流の場として、地域を活性化するという、まさに「三方良し」の社会起業家としてのプランです。ビジコン常連として4年生になった藤田さんは、学生起業家として大学に残り、今回受賞したビジネスプランの実施を具体的に企画しており、3月に開催される関西ベンチャー学会全国大会でのコンテストにも出場し、ベンチャーキャピタル等からの資金獲得に向け提案予定です。

                   学生起業家を目指す藤田さん


 そして、順位にかかわらずユニークで突出したプランを選定する「特別賞」として、経営学科1年生の上野大輝さん、上田寿司さんによる「リアル・ワールドライフ」が選定されました。世界の様々なニュースのリアルを、一般ユーザーが写真や動画とともに投稿し、多言語に変換して世界に広く伝え、アーカイブするというアプリです。現在はユーザー課金を想定していますが、収益性の確保によるビジネスとしての持続可能性がクリアできれば、新聞やテレビ、インターネットニュースを超える新たな社会派情報メディアとして、ネット民主主義の主役となる可能性を秘めています。

                    特別賞を受賞しました!


 起業家精神は、起業家や経営者だけでなく、公務員や、ひいてはすべての職業人に求められるものです。閉塞的な社会にイノベーションを起こし、人類文明を次の段階へともたらし、新時代を拓く原動力となるからです。今日の日本の企業や役所では、おおむね50代、60代の人がものごとを決めているといわれますが、社会を変える大胆な発想やユニークな商品・サービスは、若者の頭脳と感性、そして行動によって生まれることは、歴史が証明するところです。
 時間のたっぷりある学生時代の起業は、リスクも少なく、広く注目を集めることができます。資金や技術、ノウハウがなくても、すぐれたプランを提案することで、ベンチャーキャピタルや専門家、クラウドファンディングなどを通じ、外部から注目を集め、資金調達することが可能であり、優れたアイディアと熱意を持つ学生には、経営学科でも全面的なバックアップを行います。このコンテストをきっかけに、多くの学生ベンチャーが誕生し、起業家(企業家)精神が育っていくことを期待しています。
 本年度は1年生の活躍が目立ちました。この他にも、機能性キャンディ、共有コスチュームレンタル、リバースモーゲージ・サービス、冷蔵庫賞味期限アプリ、チップ整体認証などユニークなプランが目白押しで、楽しいコンテストとなりました。入賞者には、原田学部長より賞状と副賞が授与されました。

 2019年度も、経営学科では第6回ビジコンを開催します。学部、学年を問わず、多くの志ある学生の応募をお待ちしています!

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