経営学部 経営学科
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大阪取引所を訪れました!

     11月27日(火)、公共経営専攻3回生の霍ゼミが北浜にある大阪取引所見学を実施しました。この企画は、学生に日本経済のリアルタイムな動きを知ってもらうことを目的としており、夏学期に実施した大阪地方裁判所訪問と同様に、学生の社会体験を充実化させる活動の一環として、霍ゼミでは毎年行っています。

 大阪取引所の建物は大変立派で重厚感があり、まさに圧巻です。正面には大阪経済のために尽力した薩摩藩士の五代友厚の銅像があります。五代友厚は大阪商工会議所(当時は大阪商法会議所)の初代会頭であり、大阪証券取引所の設立発起人として大阪経済界を支えた重鎮の一人でもあります。

              大阪取引所の正面 左は五代友厚の銅像

 1階のロビーに入ると、日経225先物取引の取引値を表示する大型モニターが目につきます。また、近代的な内装やモニターに反してクラシックなエントランスホールの外観が昔のままに保存されており、これまでの歴史を大切にしていることに感動しました。

 5階のギャラリーには、大阪取引所に関する歴史資料が展示されています。大阪証券取引所は明治11年(1878)に創立し、取引開始から約130年もの間、大阪経済の中心地として発展してきました。大阪証券取引所は略して「大証」で、東京証券取引所(東証)、名古屋証券取引所(名証) と共に日本の三大市場と言われています。その他に、福岡証券取引所(福証) 、札幌証券取引所(札証)もあります。2013年に東京証券取引所と大阪証券取引所が統合し、大阪証券取引所は2014年4月に名称を「大阪取引所」に変更し、新たな歴史を歩み始めました。現在、日経平均先物、オプションをはじめとする日本のデリバティブ(金融派生商品)取引の中心地となっています。当時の取引所での企業を示すハンドサインがあったことを職員の方から聞き、興味深かったです。広い立会場の中で仲買人や証券会社の社員がひしめき合い、ざわざわと騒がしいなかで売買注文を成立させるため、手を使って数字や業種、個別銘柄を表現するハンドサインが使われたのです。

               大阪取引所5階にあるギャラリー

              昔の取引時に使われていた「ハンドサイン」

 次に、約30分間の取引所歴史と機能について詳細な説明を聞きました。そのあと、職員の方の案内でギャラリーを見学し、取引所のシステムや、近年取引所の統合が進んでいることなどを学びました。株価は「経済の体温計」といわれています。アメリカにはニューヨーク、日本には東京、中国には上海、イギリスにはロンドンにそれぞれ証券取引所があります。株価はそれぞれの国の経済の現状と将来の見通しを示すものとして、日々休むことなく世界中の国々が注意深く見守っています。

                職員の方の案内でギャラリーを見学

 最後に、ゼミ生たちが館内のパソコンを使い、株の売買を体験しました。テレビなどで「上がった!」「下がった!」と大騒ぎしている人を見て、「何をそんな大袈裟に」と不思議に思われるかもしれませんが、実際にやってみると、思わず声が出てしまうということがよくわかりました。学生たちは実際の体験を通じて、株取引で利益や損失が出る仕組みを正確に理解し、お金がゲームのように次々と動かされている場面を見て聞いて知り、貴重な機会となりました。


               株式売買の体験に興味津々です

 今回の見学では、証券市場の仕組みや機能について理解することができ、大変有益な社会勉強となりました。参加したゼミ生からは、「東京証券取引所と大阪取引所で扱う商品や歴史についてもっと知り、今後はさらに勉強して投資してみたい」との声も聞かれました。

 最後に、ご多忙中にもかかわらず、私たち一行を案内してくださった取引所関係者の方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。

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