経営学部 経営学科
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「演習Ⅳ」、伊藤ゼミの活動レポート

経営学部の「演習Ⅲ・Ⅳ」は、一般にゼミナールといわれるもので、教員と学生が少人数のクラスで講義、議論、調査研究、発表などを繰り返すもので、最も大学らしい授業形態です。また、このゼミナールはインターンシップや就職活動、卒業論文の作成など、3年生からの大学生活の活動拠点として、ますます重要な役割を果たすものです。

 

今回ご紹介する「演習Ⅳ」の伊藤ゼミは、「企業・市場・売場で役立つ心理学的アプローチにより、経営学の学びを深める」ことを主テーマに、これまで学んできた経営学の理論や専門知識を基礎として、企業組織で働く人や市場・売場などでの消費者の心と行動のメカニズムを学び、「人間心理の法則」を企業組織や市場・売場で活かせる知識とスキルを習得します。

企業組織を活性化させる人間関係・コミュニケーション力、市場の流れを決定づける消費者のメンタリティなどについて、講義形式に加えさまざまな心理テスト、コミュニケーションゲーム、グループワークを実施し、楽しく、体感的に学んでいます。また、将来、企業組織内で働く自分たちをより具体的にイメージし、あるいはこれから始まる就職活動の自己分析に役立つような個人ワークも展開しています。

そうした中で、4月からおよそ半年間のゼミでの学びや活動を通じて、ゼミメンバーの相互理解が深まった10月3日、心理学やキャリアデザインなどで使われるフレームワーク(手法)の一つである「ジョハリの窓」による自己分析に取り組みました。もちろん、もうすぐ始まる就職活動も意識したものです。

ジョハリの窓は、自己を4つの窓に整理して、信頼できる他人との関係を通して自分への気づきを促すもので、就職活動の自己分析や企業などの社員研修などで活用されています。4つの窓とは、以下のとおり、自分について自分が知っている自分と、他人が知っている自分を組み合わせたものです。

  • 「開放の窓」(open self):自分も他人も知っている自己
  • 「盲点の窓」(blind self):自分は知らないが、他人は知っている自己
  • 「秘密の窓」(hidden self):自分は知っているが、他人は知らない自己
  • 「未知の窓」(unknown self):自分も他人も知らない自己

 

 

 

このように、4つの窓に分けることで、主観的に見た自分(自分で見た自己)と信頼できる友だちが見た客観的な自分(他人から見た自己)を見比べることができますが、具体的な方法については実にさまざまなものが開発されています。今回は、伊藤ゼミで自分たちの行動の仕方や考え方の特徴を35枚のカード化したものを使って、ゼミメンバー全員が順番に自分のワークシートを完成するために、「ファシリテーター」(進行役)となり、自分が知っている自分のカード7枚、その他のメンバーにも自分を知ってもらっているカード7枚をそれぞれ選んでもらい、黒板にカードを貼ることで「開放の窓」「秘密の窓」「盲点の窓」を完成させていきました。さらに、結果はデジカメで撮影し、授業後、各自がワークシートに書き写すことで、より実践的な、より効率的なグループワークとなるよう工夫しています。

 

さらに、この結果と次回の30枚のカードに自分について書き出す個人ワークの結果を比較検討して、「長所を伸ばしていく」自己PR文、または「短所を克服していく」自己PR文の作成に取り組みます。

このように、伊藤ゼミは一方的な講義形式ではなく、さらに頭の中だけで考えるのではなく、自分だけで行う個人ワーク、そして相互理解が深まっているゼミメンバーとのグループワークを併用するさまざまな授業実践を通じて、企業組織を活性化させる人間関係・コミュニケーション力の知識やスキルを理解しながら、同時にこれから始まる学生一人ひとりの就職活動に生かせるように取り組んでいます。

 

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