経営学部 経営学科
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天野ゼミ、水無月祭に出店!

水無月祭は毎年6月に本学で開催される、文化系サークルの展示やパフォーマンスを中心に、体育会系も出店する学生の手による祭典です。

本年度は、全学のゼミからは唯一、経営学科天野ゼミ(通称あまやんゼミ)が出店を行いました。商品企画や起業に取り組む天野ゼミは、南河内のスピリットと熱い想いを胸に抱いたイケメン野郎達10名の集団です。

 

経営学科からの出店を行うからには、経営の体験の機会となる、模擬起業と位置づけ、メンバーは企画、広報、購買、財務、衛生管理などの分担を決め、1ヶ月かけて準備を行いました。

まずは何を売るべきか。夏の暑い時期であることを考えたら、熱いものはダメですね。次に考えたのは、誰を顧客対象とすべきか。父兄や高校生など、誰でも気軽に食べられるもの、ということで、出て来た結論はアイス。

そして、いかにコストを下げ、売り上げをあげて利益を最大化するか、という戦略を練ります。

 

そこで、ライバル研究も含め、大学近辺で有名な、おばあさんの手作りアイス屋さんの訪問調査を実施し価格調査やヒアリングを実施。

続いて、商品計画として、務用大型パックのアイスを仕入れ、ディッシャーでコーンやカップに乗せ、様々なトッピングで、付加価値を上乗せして、単価を上げる、という方向を固めました。仕入れはビジネスモデル論の授業でもケース分析を行ったことがある業務スーパー。

 

しかし、直前に問題が発生。カップへの小分けやトッピングは、調理にあたるため、衛生上認められないことが保健所の指導で判明したのです。

そこで、ゼミ長のリーダーシップの下、新たな方向性を話し合った結果、企画担当者は戦略を変更。顧客は、値段が決まっているアイスは定価以上では買わない、との考えから、ファミリーパックとして小分けになっているアイスを、ゲーム方式でゲットするというアトラクションを主体とした企画に変更しました。

 

それでは、ゲーム1回の値段や、当選の期待値、確率、および残念賞でも損をしたと思わず、多くの人にやってもらえるにはどうしたらいいか、経営学科の授業で習った確率論や統計学、ゲーム理論、消費者行動論、行動経済学、心理学などの側面も動員しながら、値段や、当たりの比率を検討、調整しました。ゲームのルールは、水槽に入れたどのコップにコインが何枚入るかで、もらえるアイスが変わるというもの。1回100円、大当たりはハーゲンダッツ、中当たりはたまごアイス、残念賞はピノ2個。

また、購買担当者は、来客数を予測し、アイスの仕入れ個数を種類別に検討しました。固定費、および、売り上げに比例した変動費から、損益分岐点と、目標売り上げ個数を分析。リスクとなる在庫をいかに減らすかと、売り切れによる売り上げ機会損失をなくすかという微妙なラインの設定に知恵を絞ります。

そして事業資金調達は財務担当者の仕事。株式会社の設立と出資にみたて、メンバーから出資金という形で集めることに。一株2000円で集めた出資金を固定費や、材料仕入れ、釣り銭など運転資金に充当し、事業活動の終了後に精算を行い、出資金に応じた比率で元本を償還し、利益が出ていれば配当を行うという考えです。

広報担当者は、看板の作成や呼び込み、またいかに「当たりそうに見せるか」「お客さんにやる気になってもらうか」ということに知恵を絞看板などを作成します。

そして迎えた当日、アトラクションは大人気となり、とりわけ、風船に入った「たまごアイス」は、外国人留学生に「こんなアイス見たことない」と大人気でした。しかし、予想以上に大当たりが続出!損益分岐点はなんとかクリアしたものの、事業終了時の黒字は数百円。これを出資比率で分配しても数十円。あ、人件費の計上を忘れていました。これを入れたら赤字となり、配当は残念ながら見送りとなりました。

しかし、お客さんに楽しんでもらえた喜びをモチベーションにつなげたこと、資金調達、商品企画、仕入れ、広報、損益計算など、経営の流れを体感できたこと、そして何よりも仲間たちとの団結と友情が生まれたことは、ゼミメンバーにとって大きな成長、財産となりました。

 

この夏休みから冬にかけ、天野ゼミではメインプロジェクトである商品開発コンクール「Sカレ」に取り組んでいきます。乞うご期待。

 

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