経営学部 経営学科
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脳科学による効率的学習方法を学ぶ〜大学基礎演習〜

 冬学期の「大学基礎演習Ⅱ」では、大学生としての勉強のしかた、そして問題意識の持ち方等を学びます。時事問題や社会の動きについて自ら関心を持ち、事実関係について調べ、課題を整理し、自分の意見をレポートとしてまとめることが課題になっています。

 一連の講義は、学年全体での授業と、各担任による約20名での少人数クラスの授業を組み合わせ、学生一人ひとりの個性や理解度に合わせた、きめ細かい指導を行っています。さらに、ユニークな経験や経歴を有する専門家による特別講義も実施します。

 「脳科学による効率的学習方法を学ぶ」をテーマとした特別講義では、ENGYM代表の谷本祐真氏を特別ゲストとして迎え、実習を含めた授業を行いました。

 谷本氏は、勉強とは無縁で喧嘩にあけくれる子供時代を過ごしていましたが、中学最後の夏に、人生をやり直す気になり勉強を始めました。そこで、自分の記憶メカニズムの不思議に気づき、脳科学のメソッドを活用した学習方法に目覚め、半年間で偏差値を70まで上げて国際系高校に入学するも数ヶ月で退学、以後、独学で脳科学を学び、英語論文を読むまでになり、高卒認定を経て、

 ニューヨーク州立大学で生物科学を専攻し、特待生として優秀な成績で卒業されました。

 帰国後は、これまでの経験と知識により確立させた独自の効率的学習メソッドにより、ENGYM を起業され、脳科学との出会いで自分の人生が大きく変わった経験を基に、「諦めている場合でもやればできる」、という希望を持ってもらうための活動を続けてみえます。

 授業で、法律や経済、あるいは単語を覚えようとしても覚えられない、すぐに忘れてしまう。こんなことはよくあることですね。しかし、皆さんは、数ヶ月前に遊びに行ったUSJ、どの乗り物にどういう順番で行き、何を食べたのか、覚えようとしていなくても覚えていませんか。あるいは、CMの歌の歌詞なども自然に覚えていますね。それは決して記憶力が悪いからではありません。

 脳科学メソッドのポイントのポイントは、様々な情報のコネクションを関連させ、つなげていき、強化するということです。まずは、簡単な体操を行うことで、全身そして脳内への血流を促進し活性化させます。

 今回は、同じ単語をランダムに出した場合と、関連させてストーリー付けた場合での記憶の違いの体感はじめ、いくつかのゲームで効率的記憶方法を学びしました。始めに取り組んだこと、最後に取り組んだこと、すでに知っている事柄やパターンに結びつくもの、現在学習中の他のことに関連するもの、ユニークな方法で強調されたもの、嗅覚、視覚、聴覚など五感に強く訴えるもの、特別に関心のあるものなどは、脳が進んで覚えていくことがわかっています。これを効率的に学習に取り入れていけば、学習成果が上がっていきます。

  谷本講師の息をつかせない快刀乱麻の講義に多くの学生が引きこまれ、実際に役立つ記憶方法に触れるとともに、その内容が深く印象に残ったと好評の特別講義となりました。

  ※ 高卒認定
 大学入学資格検定(大検)は、平成17年度より高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)にかわりました。高卒認定試験に合格することで、様々な理由により高等学校を卒業できなかった方の学習成果を適切に評価し、高等学校卒業者と同等以上の学力があると認定されます。

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