エコマップの書き方と活用について学びました~人間関係や環境との関係性を表記する~



今年度も「相談援助の理論と方法II」の授業で、事例の内容を理解するのに必要なスキルである「エコマップの書き方」を学びました。

社会福祉サービス利用者をめぐる人間関係や社会関係を地図のように図式化するエコマップを書くことで、事例の文章を読むだけでは分かりにくい、利用者が置かれている状況全体についての把握がしやすくなります。

また本学では、3年生の約1か月の相談援助実習で、施設のご利用者について個別援助計画書を作成することを目標の一つとしています。個別援助計画書には、エコマップを記入するので、実習に行くにあたり書き方を身につける必要があります。

エコマップ エコマップ
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今回、挑戦した学生たちに聞いたところ、次のような感想を述べてくれました。

私はエコマップが苦手で、いつも書くときにわからなくなる。今回は事例の情報から、自分がわかりやすいように関係性を書くことを試みたら、うまくエコマップが書けたので嬉しかった。

強い結びつきと弱い結びつきがこの事例ではあやふやだったので、表現するのが難しかった。

関係性を明確にするのが難しかった。

どこまで情報を書けばよいのか、はじめは分からなかったが、エコマップは使用する目的などで、変えていくということが大切だと学んだ。

事例を読んで書いてみても、ふとわからなくなったりと、一人では難しかった。

友達と協力しながら書くことで、他の意見など、新たな気づきがあって、すごく新鮮でした。すごく楽しかったです。

エコマップを書くことによって、事例をより理解することができ、わかりやすくなった。

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事例を正しく理解するために、次の授業で再度エコマップを作成しました。

  

 

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