人文社会学部 人間福祉学科 健康福祉専攻
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【3年生から1・2年生へ】学びの集大成!平成最後の相談援助実習の報告会<後編>

これまで前編・中編あわせて7チームによる実習報告の様子をお届けしました。

【3年生から1・2年生へ】学びの集大成!平成最後の相談援助実習の報告会<前編>

【3年生から1・2年生へ】学びの集大成!平成最後の相談援助実習の報告会<中編>

今回が最後となる後編では、分科会となるポスター発表3チームの様子をお届けします!

もくじ
  • 【Case8】デイサービスセンター:在宅生活における維持向上のための機能訓練
  • 【Case9】相談支援事業・障がい者支援施設・病院:多様な社会福祉士の働き
  • 【Case10】放課後等デイサービス事業:「できる」を見つける
【Case8】デイサービスセンター:在宅生活における維持向上のための機能訓練

デイサービスセンターには、一般型デイサービスと認知症対応型デイサービスがあります。
機能訓練指導員による機能訓練や医療・福祉の専門スタッフが高齢者の方々を中心に在宅生活を継続していただくための施設になります。

実習中に機能訓練に同行した学生は、利用者の顔色が優れないことに気づき、指導員の方も「どうかされましたか?」と声掛け・確認を行い、早々に機能訓練を切り上げました。 利用者も常に元気でデイサービスに来られているわけではない ので、その日・その日の利用者の表情や言動に注意し、頻繁に声賭けを行い、敬意をはらうことが大切だと学びました。

施設の利用者についても、それぞれ目的・目標は異なります。
学生が経験した機能訓練についても、筋力を落とさないための歩行訓練だけでなく、 他の利用者や職員の皆様とのコミュニケーションが楽しみ といった声も聞くことができた。そのため、利用者の家族や周辺の環境など多くの情報を知ることが人間関係の形成、信頼関係の構築から支援の幅が広がっていくこと、そして 施設が地域の高齢者の方々をつなぐの憩いの場としての役割 も担っていることも学びました。

【実習を終えて(学生のコメント)】
利用者の生活や望む暮らしについて情報収集・分析・課題を把握することが、ソーシャルワーカーとして働く上で必要だと感じました。またコミュニケーションにおいて、適切な距離感・態度・声の大きさ・挨拶の仕方・言葉使いなども改めて必要だと感じました。

\後輩にアドバイス/
ノートは極力その日に終わらす!積極的に取り組み、楽しむことが大事!

【Case9】相談支援事業・障がい者支援施設・病院:多様な社会福祉士の働き

今回、実習させていただいた病院では回復期リハビリテーション病院では、急性期病院から治療を終えた方が転院される場所で、脳血管障害や骨折などの対象となる疾病があります。病院内ではさまざまな専門職の方と連携はもちろん、MSW(Medical Social Worker)の役割は、入院から退院までの支援を行います。
実習に参加した学生は、病院スタッフとのやり取りについて、医療の専門用語によるコミュニケーションが多かったが、 患者さんやご家族からの相談を受ける際は専門用語を使わない取り組み がされていました。

相談支援事業施設は、障がい者やその家族からの相談に応じ、さまざまな専門機関と連携して福祉サービスや社会資源との調整を行う施設です。利用者宅の訪問同行では、家族の不安や希望に寄り添って話しを聞き、利用者の親の高齢化や子どもを児童養護施設に預けているなどの多様なケースが聞け、 利用者の生活上の困難は障がい分野に限らない ことを学びました。

障がい者支援施設では、利用者の健康管理・服薬支援・食事や入浴介助といった生活支援や、施設が受託している作業の運用・確認などを行っています。職員全員が利用者の安全を第一に考え、利用者の現状を素早く情報共有され、利用者に合った環境づくりについて学びました。

【Case10】放課後等デイサービス事業:「できる」を見つける

放課後等デイサービスは、⽀援を必要とする18歳までの障がい児に対して、学校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験を通じて、個々の子どもの状況に応じた発達支援を行う施設です。

学生は実習期間中に、ビデオテープを分解している児童を発見。「ビデオテープが壊れたら、もう見れないよ。」と声掛けを行い、施設職員さんにお渡ししました。その際、職員さんは「その行為を 悪い行為と捉えているのは大人達であって、子ども自身は遊びのひとつとして考えているかもしれない よ。」と言われました。「分解=壊している」と解釈し、悪い行為と考えたが、 肯定的に捉えることで、その子自身の強みや出来ることを増やす事にも繋げていける と学びました。

別の児童に対しては、ストップウォッチで遊びの時間を計り「残り5分」の声掛けを行っていましたが、 時計や時間の理解が難しいのではと感じ、「音が鳴ったら終わり」という別の方法 で終了時間を伝えることで、すぐに理解進できたことを学びました。

【実習を終えて(学生のコメント)】
今回の実習を通して、子どもたちの今だけを支援するのではなく、将来を見据えた支援をしていくことが大切だと学びました。支援する側の言動を変化させることで、相手の言動も大きく変わることを知りました。できることや、やり方の違いを受け入れ、どのように強みを伸ばすかを考える機会を多く知ることが出来た。

\後輩にアドバイス/
お休みの日はしっかり休む!1つでも多くのことを経験する!

多種多様な社会福祉関連施設や専門職との連携(多職種連携)を通して、さまざまな社会資源に繋げていき、支援を必要とする人や利用者、その家族といった関わる人たちを総合的に支援していくことが社会福祉士をはじめとしたソーシャルワークに携わる人に求められています。

実習においては、たくさんの病院・施設・行政の皆様に学生にに実践の場と時間をご提供いただいております。
それぞれの体験から、新たな課題発見と気づきをソーシャルワーカーをめざす後輩へ受け継いでいきます。

【関連リンク】

→前編はコチラ
→中編はコチラ

→人文社会学部 人間福祉学科 健康福祉専攻の詳細はコチラ

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