人文社会学部 人間福祉学科 健康福祉専攻
-最新情報-

【3年生から1・2年生へ】学びの集大成!平成最後の相談援助実習の報告会<中編>

前編では、3チームによる全体発表の様子をお届けしました。

【3年生から1・2年生へ】学びの集大成!平成最後の相談援助実習の報告会<前編>

今回の中編は、全体発表2チームと分科会となるポスター発表の様子をお届けします!

もくじ
  • 【Case4】婦人保護施設・母子生活支援施設:自立に向けた女性・子どもへの支援
  • 【Case5】児童相談所・児童養護施設・児童心理治療施設:児童福祉施設で暮らす子どもたち
  • 【Case6】地域包括支援センター・福祉事務所:“地域で暮らす”を支える
  • 【Case7】児童発達支援センター:“ほめる”大切さ
【Case4】婦人保護施設・母子生活支援施設:自立に向けた女性・子どもへの支援

婦人保護施設は、家庭内暴力や生活の困窮など、さまざまな事情により社会生活を営むうえで困難な問題を抱えている女性の自立を支援する施設です。

実習した学生は、夫からのDVにより入所された方は、「早く就労したい」「親にも頼らず自分の力でやっていきたい」というニーズと、「その方の心身の状況を考えると、まだ支援は必要ではないか?」という施設職員の方から指摘の間で葛藤がありました。 利用者を取り巻く環境や状況を把握し、その人に合った適切な支援は何なのか?を考えていくこと が大切であると学びました。

母子生活支援施設は、配偶者のない女性など事情にある女性とその監護すべき児童などを保護するとともに、自立の促進と生活支援を行う施設です。

実習した学生は、子ども同士の遊びの場面が一転してケンカが始まってしまった事例を挙げ、「すぐに止めに入ったが、その後にしっかりとした対応ができなかった。」と振り返ります。 何がいけなかったのか、何が大切なのかを伝えることで、子ども自身に理解させ納得してもらうことが重要 だと学びました。

【実習を終えて(学生のコメント)】
利用者の共通点としては、配偶者によるDVなどの理由が多く、施設では未就学児や小学生といったさまざまな年齢の子どもと関われる時間が長く、子どもの考えについて深く知ることができたと感じました。

\後輩にアドバイス/
実習を楽しむ!早寝早起き!人と比べず、自分らしく!メモをしっかり取ろう!

【Case5】児童相談所・児童養護施設・児童心理治療施設:児童福祉施設で暮らす子どもたち

児童相談所は、18歳未満のすべての児童を対象に、家庭や学校から児童に関するさまざまな相談に応じ、児童の一時保護や里親・施設委託などを行っています。

実習学生は、ネグレクトで一時保護された生徒と過ごす機会があり、内容に注意していたにもかかわらず、5分もしないうちに塞ぎ込んでしまった、と話しました。いろいろな事情を抱える子どもたちを解決に向かわせるための対応だけでなく、 子どもの気持ちを捉え、子どもの状況に合わせたケースワーカーの関わり が大切であると学びました。

児童養護施設は、保護者がいない、虐待を受けているといった環境上などの理由により養護が必要な1~18歳までの児童を対象に、生活習慣や社会生活に必要なスキルを身に付け、自立に向けた支援と対処後のアフターケア支援を行います。

実習期間中、子どもたちの工作の作業時間があり、家族への想いを口にする児童もいた。その時に 子ども達は親と会いたい、話したいという気持ちを誰にも言えずに抱えてしまっているのではないか と感じました。 何気ない日常の一コマの中で、子どもたちが発信している想いを汲み取る ことができるのは社会福祉士などの福祉職の役割でもあることを学びました。

児童心理療養施設は、心理的困難や苦しみを抱え、日常生活に生きづらさを感じている軽度情緒障がいを有する児童を対象とし、集団生活により児童の状況改善を図るなど、 カウンセリングなどによる心理治療を行って、児童の成長・発達と自立を援助 しています。
実習学生は、個々の子どもたちの個性を把握するため、子どもたちを観察し、一人ひとりの児童とどうやって関わっていくかを考え、 少しの時間でも関わりを持つことで信頼関係を築いていくことができる と感じ、そうすることで多くの子どもたちと関係性を構築できることを学びました。

【実習を終えて(学生のコメント)】
各施設の特徴をつかみ、社会的養護を必要とする子どもたちとのさまざまな関わりの中で、それぞれの子どもたちのニーズを掴むことができた。また社会福祉士や児童福祉司の役割も再認識することができた。

\後輩にアドバイス/
提出物の期限は守ろう!ストレスは溜め込まないように!

中編では、2チームの全体発表の様子をダイジェストで掲載しました!

お昼を挟んで午後となった2チームの報告につきましては、社会福祉法人四天王寺福祉事業団の実習指導者でいらっしゃる坂野博保先生から発表学生への質問もあり、活発な意見交換が行われ、温かい励ましの言葉とご講評いただきました。

次からは、分科会となるポスター発表の様子を交えての実習報告です!

【Case6】地域包括支援センター・福祉事務所:“地域で暮らす”を支える

福祉事務所は、各都道府県および市(特別区を含む。)が設置している社会福祉行政機関で、生活保護に関する相談や申請などの実施、児童・母子・家庭に関しての相談、障害者手帳の交付など、あらゆる分野の福祉に関する相談業務、制度利用にかかわる支援を行っています。

実習を行った学生は、障がい者世帯への訪問に同行。 障害者手帳の交付によって必要な支援などが受けられる一方で、偏見や差別を受けやすい状況にもなっていると感じる というお話し直接を聞き、良くないイメージの固定化などデメリットなど制度利用者の本音を学ぶことができた。

地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で安心して過ごすことができるように、包括的および継続的な支援を行う「地域包括ケア」の実現に向けて、介護予防ケアマネジメントや総合的な相談支援業務を行っています。

学生が体験した相談では、介護が必要な高齢者に対して、 ギリギリまで家族が抱え込み、重篤化 し、家族が対応に困り果てた結果、地域包括支援センターに相談するというケースが多かった。包括ケアに関する認知度が低い地域もあり回覧板などの周知活動をはじめ、 相談支援や戸別訪問などが地域の高齢者や住民の支えにつながって行く ことを学びました。

【実習を終えて(学生のコメント)】
少子・高齢化が進み、これからは今以上に地域の福祉ニーズが高まっていくことが予想され、各福祉機関の協働がさらに深まることで、全世代を対象とした地域包括支援システムの構築ができると思います。

\後輩にアドバイス/
一ヶ月は大変だけどやり終えたときの達成感は大きい!わからないことは積極的に質問する!こまめにメモをとる!

【Case7】児童発達支援センター:“ほめる”大切さ

児童発達支援センターは、地域の障がいのある児童を通所させて、日常生活における基本動作の指導、自活に必要な知識・技能、集団生活への適応に向けた訓練を行う施設になります。

実習に参加した学生達は、 子どもの意欲を引き出すために“できたことを褒める”こと からはじめました。子どもたちは次も褒めてほしいと感じ意欲的に取り組みます。子ども一人ひとりが何を楽しいと感じるか、面白いと感じるかは異なります。どんなに小さいことでも、子どもの“褒めポイント”を見つけて、 何が子どもの意欲につながるのかを考え 、それぞれに合った声掛け・褒めることが大切だと学びました。

幼児の排泄に向けたトイレ誘導では、 「トイレに行こう」という声かけが嫌な言葉として認識 している子どももおり、問題の本質を考えながら行動することの大切さと同時に、支援の難しさを学びました。そして援助も必要ですが時には見守ることも大切で、 見守ることによって自分から行動し始め、日に日にできることが多くなり成長する 姿を目の当たりにしました。

【実習を終えて(学生のコメント)】
『視覚的・具体的・肯定的』に子どもと関わることが大切であると理解することができた。

\後輩にアドバイス/
体調管理に気をつける!期限を守る!よく学び楽しむ!

中編は、2チームの全体発表と2チームのポスター発表の様子を掲載しました!

次回、後編では最後の3チームとなるポスター発表の様子をお送りします。
もうしばらくお待ちください!

【関連リンク】

→前編はコチラ

→人文社会学部 人間福祉学科 健康福祉専攻の詳細はコチラ

一覧に戻る
学科に戻る