人文社会学部 人間福祉学科 健康福祉専攻
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実践者と一緒に「利用者の思いに沿った支援」を考えました!

人間福祉学科健康福祉専攻では、ソーシャルワーク(相談援助)のひとつの形であるケアマネジメントを学んでいます。

「ケアマネジメント論」では、実践現場で、ケアマネジャー(介護支援専門員)であり、指導者でもある洛和会医療介護サービスセンター四条西洞院店の片山治子先生をお招きして、「実践体験談を通して学ぶケアマネジメントと地域包括ケアシステムでの役割」と題して特別講義をしていただきました。

 

実践現場で日々体験されている利用者支援で向き合う課題や、専門職に求められる姿勢について事例を通して具体的に講義していただきました。
実際に難しさを体験された支援事例では、在宅生活を望む利用者と入院や入所が必要と考える専門職の間でのジレンマを中心に「あなたがケアマネジャーならば、この場面でどうしますか?」「ケアマネジャーが持つべき視点は?」などと学生に問いかけながら双方向の形式で、わかりやすく教えていただきました。

 

《実際の事例と向き合っての学生の学びと感想》

 

(高校生の皆さんは、ストレングスの視点とは、対象者の方々の「強さ」に視点を置いた援助と考えてください。)
*アセスメントで最も大切なことは、課題ではなく、ストレングスを見つけることだと理解できた。
*利用者の課題を埋めるサービスを探すばかりでなく、利用者の良いところ(ストレングス)を重視した計画づくりが大切だと学んだ。
*専門的支援ばかり気にかかり、「利用者の力を信じる」ということを忘れがちな自分自身に気づくことができた。
ストレングスの考え方は支援を行う上で大切なことであり、福祉の基本的視点だと改めて気づいた。

 

*本人の力を信じることのできる、そして、点から線への結びつけていける専門職になりたいと思った。
*医療ニーズの高い人でも家に帰ることが多くなったと聞き、一人でも多くの人が自分の願う最後になると良いなと思った。
*いろいろな葛藤や相互作用の中で、ケアマネジャーは本人の意思を尊重していける支援をしていかなければならないと思った。
*本人の家で生活したいという意思をどのように実現したらよいか考えるのが難しかった。
*利用者がどうしてそこまで自宅に帰りたかったのか理解するのが難しかった。
*事例を通して、自分の中にある価値観や正義感を利用者に押し付けてしまいそうになる自分に気づくことができた。切り替えを学んでいきたい。

 

*ケアマネジメントにおいて多職種連携がどのように行われているのか具体的に学ぶことができた。
切れ目のない支援体制を作るには専門職の連携が絶対に必要だと理解できた。
*専門職は様々な葛藤の中で支援しており、人を支援するということが本当に大変なことだと改めて感じた。
*ケアマネジャーとして正確な情報を持つためには、利用者の利用施設などを訪問して自分の目で見て、そこで情報交換することが大切だと理解できた。
*非常にわかりやすい講義で、ケアマネジメント支援への興味が高まった。

 

相談援助の専門職(ソーシャルワーカーやケアマネジャー)の持つべき価値と
真っ向から向き合える学びの機会となりました。
片山先生、お忙しい中、貴重なお話を本当にありがとうございました。

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