人文社会学部 人間福祉学科 健康福祉専攻
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さまざまな現場での活動を学ぶ~精神保健福祉援助見学実習~

精神保健福祉士をめざす学生が、精神保健福祉援助実習の事前学習として、病院、障害福祉サービス事業所、診療所の見学実習に参加させていただきました。

参加させていただいたのは、医療法人爽神堂七山病院(大阪府泉南郡熊取町)、社会福祉法人一麦会 ソーシャルファームピネル(和歌山市)、医療法人小谷会小谷クリニック・KCアルコール医療福祉センター大阪市阿倍野区)の3か所です。

 

七山病院では、精神保健福祉士の豊田雅通先生に急性期病棟や療養病棟等をご案内いただきながら、各病棟の機能について学びました。その後、地域啓発に関する取り組みや精神保健福祉士の役割についてお伺いしました。

 

就労継続支援A型事業所のソーシャルファームピネルでは、サービス管理責任者である山本哲士先生から、事業所設立に至る歴史や地域住民との協働の実際など、障害を越えて地域全体で取り組む社会福祉の重要性についてお話しいただきました。

 

 

小谷クリニックではアルコール依存症のミーティングに参加させていただき、山本哲也先生と岩田こころ先生から、地域におけるアルコール依存症患者の現状、アルコール専門医療機関の機能の状況、アルコール依存症に対する精神保健福祉士の役割について教えていただきました。 

 

見学実習に参加した学生の感想を紹介します。

  • 七山病院

退院支援では、クライエントの生活調整が重要であり、退院を促すことの難しさもあるが、地域に戻ってからの支援の困難性も知ることが出来た。また、精神科病院ということで、閉鎖的で暗いイメージを持っていたが、窓も多く、光が入りやすくなっており、明るい雰囲気でわたしの精神科病院のイメージが変わった。特にストレス病棟は、個室になっておりホテルのような感じで驚いた。

  • ソーシャルファームピネル

日本の精神障がい者支援は他の先進諸国に比べて相当遅れていることを知った。対象者との関係づくりだけでなく、環境づくりが大切であると理解できた。相談は、型にはまった話をするのではなく、自然な形で相談に乗ることが出来る専門性が重要であると知った。また、精神保健福祉士が、利用者のモデルになるような役割を果たす必要性もあることを学んだ。

  • 小谷クリニック

アルコール依存症患者の合同ミーティングに参加させていただいた。話してもらう順番などミーティングをマネジメントすることの大切さを学んだ。また、ソーシャルワーカーは貧困や偏見差別、排除などにも敏感でないといけないと学んだ。ミーティングの効果は、同じ体験をした人の話を聴くことで共感し、自分も断酒することが可能である希望をもたらすことだと感じた。

たいへん意義ある見学実習になりました。見学実習にご協力いただいた法人の方々に改めてお礼申し上げます。

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