地域啓発活動への参加 第20回あったかハートをつないで~障がい者地域生活支援のつどい~



精神保健福祉士国家試験受験資格取得をめざす学生の学びには、さまざまな学外活動が取り入れられています。「あったかハートをつないで~障がい者地域生活支援のつどい~」(大阪市西成区)への参加もそのひとつです。

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この「つどい」が発足した契機は、精神障がい者の社会復帰施設の建設計画に対して、近隣住民の反対があったことによります。障がい者への社会の誤解や偏見をなくし、地域住民の理解を促すことを目的として、1997年から西成区で取り組まれるようになりました。地域の障害福祉サービス事業所の皆さんと一緒にハッシュドポテトとスコーンの販売を準備から片づけまで、手伝わせていただきました。紙漉き体験もさせていただき、手作りのハガキを作成させていただきました。

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参加学生の感想を紹介します
◎参加している事業所の方から様々なお話が聴けて、勉強になった。移動が困難な人で入院中は病室にこもりがちになっている人も、地域へ出ると杖をついてでも歩行するようになるというお話が印象に残った。外を見ることが楽しみになったためだと思うと仰っていた。地域での支援は重要だと思った。

◎分野を超えて様々な機関の人々や住民の方々が一緒に「あったかハートフェスティバル」に取り組んでおられるのを見て、地域全体としてのつながりの深さを感じた。

◎障がいのある方も障がいのない人も事業所の職員の人もボランティアの人も明るい雰囲気で楽しそうにフェスティバルに参加されていた。あらゆる人が活躍できる場としても重要な取り組み出ると感じた。

西成区の皆さん、フェスティバル関係者の皆さん、意義ある時間をありがとうございました。

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