社会福祉士を目指して、実習施設について理解を深める!  ~分野別施設研究発表会~



人間福祉学科健康福祉専攻では、社会福祉士をめざすカリキュラムの一環として2年生の冬学期に現場での2週間の体験実習を行います。実習教育を充実させた本学の学習プログラムの特徴であり、独自の実習となっています。

この体験実習に向けて、児童・障がい・高齢の分野の現場の先生方の特別講義から学んだことを深めるべく施設研究を実施しました。希望実習先の分野別(児童・障がい者・高齢者)に2~5人のグループを作り、各分野各種施設について、法律上の役割、職員の仕事や利用者の状況、興味あるオリジナル項目などを調べて、その内容について発表を行いました。

<初めてのプレゼンテーション。緊張しながら取り組む!>

 

<聴く・質問する・応える>

 

社会福祉士の実習施設・機関について理解を深めると同時に、グループで話し合い、助け合いながら研究や発表の準備をすることで、
社会福祉士に求められる連携や協働する力を培うことも目的としています。

 

<笑顔で無事??発表終了>

 

今回の発表を終えた学生の感想をいくつか紹介します。

 

《チームワーク・クループワークのむずかしさ》

グループの中で役割分担しすぎたため情報交換の機会が少なくなってしまいました。話し合って共有することの大切さを学びました。

自分の分担で必死になり過ぎて、レジュメやパワーポイントについて確認できず、他のメンバーとの統一感を出すことができなかった。

グループ研究でのリーダーシップやチームワームのむずかしさを痛感した。まだまだ未熟なので学ぶことが多いと感じた。

 

《プレゼンテーションの工夫とむずかしさ》

グループ発表では、調べたことすべてを伝えることはできないので、情報を取捨選択して、本当に伝えたいことを要約してわかりやすくまとめることの大切さとむずかしさを学ぶことができた。

パワーポイントやレジュメを工夫すると聞き手が理解しやすくなると学べた。

事前の発表練習が必要だと実感した。

発表の時、聞き手の顔を見て話すことができなかった。特別講義の先生方はしっかり私たちの顔を見てくれていたことに気づきました。

 

《今後への期待》

興味のなかった分野についても詳しく知ることができ、興味がわいた。

同じ分野を希望する友達と一緒に調べることができ、自分の中のやる気が高まった。

それぞれの施設で理念や大切にしている取り組みなどが違っており、もっと調べたいと思いました。

 

学習しなければならないことがいっぱいです。

学習課題に向き合えた人が多かったようです。

実習に向けてさらに学びを深めていきましょう!

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