人文社会学部 国際キャリア学科 -最新情報-

柴田先生のゼミ生15名が、全国通訳案内士をお招きして葛井寺でフィールドワーク

人文社会学部国際キャリア学科、柴田ゼミの3年生15名が、5月7日に全国通訳案内士の里井泉美(さとい いずみ)氏をお招きして葛井寺を拝観し、通訳の手法、仕事に対する準備の仕方などを学ぶことを目的としたフィールドワークを行いました。

このフィールドワークは、単なる通訳手法を学ぶ事だけでなく、来日される外国人観光客の視点でいかに満足いただけるご案内が出来るか、プロの通訳案内士として蓄積されたノウハウを体感することも、もう一つの大きな目的でした。

全国通訳案内士とは
日本を訪れる外国人観光客を各地の観光地へ案内しながら、日本の文化や伝統を外国語で伝える仕事。「全国通訳案内士試験」に合格することが必要。高い語学力だけでなく、日本の文化や歴史、経済など幅広い知識が必要。

葛井寺は古代氏族葛井氏の氏寺として、7世紀後半の白鳳期に建立され、西国三十三箇所観音霊場の第五番札所として信仰を集める本学地元の寺院のひとつです。

葛井寺境内のツアーに先立ち、日本では、平安・鎌倉時代以降、貴族の間に広がっていた真言宗だけでなく、浄土宗・浄土真宗、日蓮宗が農民や商人など一般の人にも広がったこと、⽇本で最古の建物を持つ寺は、法隆寺であることなど(建立は飛鳥寺だが、現存している建物でいうと法隆寺)、実際に海外からの観光客から尋ねられた質問に対して、手作りの説明資料を使ってのご説明がありました。こうした里井氏ならではの事前説明をすることで、日本の歴史や文化に対してより深い興味を持っていただくことが出来るのです。

ツアーでは南大門の両脇の仁王像、修行太子像、旗掛の松(三鈷の松)、本堂などの由来や歴史的背景を日本語と英語でご説明いただけました。残念ながら、本尊の国宝乾漆千手観音坐像は拝観出来ませんでしたが、短い時間ながら有意義な時間を過ごすことが出来ました。

普段の生活では、年齢的になかなか身近に感じられない信仰や宗教の存在ですが、国際的な視野を持つ人材になるための第一歩として、先ず自国の文化や歴史を学ぶ事の大切さをプロの通訳案内士の方に教えていただくことが出来た貴重な経験になりました。


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