短期大学部 保育科 -最新情報-

高大連携として奈良県立桜井高校へ模擬授業に行ってきました。

大学の授業を体験しよう「保育内容総論」-「保育の専門家」になろうー

 桜井高校へIBU保育科が高大連携授業として出向かせていただき、3年目を迎えました。伝統校らしい趣のある校舎は訪れる者を温かく迎えてくれ、校風が醸し出す雰囲気そのままの穏やかで清楚な生徒の皆さんと今年もお会いできることを楽しみに、講師の吉田先生がお伺いしました。

 まず初めに、本学保育科に入学された桜井高校の先輩方が、在学中は勉学にまじめに取り組むだけでなく、学生運営委員会やオープンキャンパスのスタッフなどとして活躍し、努力した結果、保育者としての夢をかなえたことをお伝えしました。

 そして、吉田先生自身が大阪の公立幼稚園で40年間勤め、園長職を最後に定年退職したと自己紹介とした後、吉田先生の保育経験を伝える授業「保育内容総論」を体験してもらいました。

 この日は、伝統行事「七夕」活動を実際に行いながら、「幼児教育とは」を体験していきます。  唱歌『たなばたまつり』をみんなで歌った後、『天の川の上で』の歌に合わせて、体を動かします。この頃になると緊張も解け、笑顔で、魚や織姫、彦星になりきって楽しんでくれました。曲中の「ピカリ」が何回光ったかを数え、その数と同じ人数でグループを作る頃には大きな笑い声も聞こえました。

 

 そのグループで次は造形遊びに移ります。「彦星と織姫を作りましょう。着物にする折り紙を2枚選んでください。」と声をかけ、選んだ色について「男の子色、女の子色と決めつけていませんか?」とジェンダーを意識した人権感覚についても幼児期から養って欲しいことを伝えました。着物の合わせについて尋ねてみると「右前は亡くなった方・・」と小さな声で答えてくれる生徒さんもいて感激しました。子どもに詳しく教えることはないかもしれませんが、指導者の知識として知っていて欲しい事柄だと思います。

  顔にする星形を作る時には、みんな少し苦労しましたが、何度失敗しても最後まで頑張りました。この努力は将来、保育現場でも活かされて、子ども達にも伝えていくことができるでしょう。そんな「先生」であって欲しいと願います。

  出来あがった織姫や彦星を短冊に貼り、こよりを付けてできあがりです。こより作りは初めての人も多かったと思いますが、見本を見ながら器用に巻き上げていました。

 

 まとめとして、今日の「七夕」活動が、「歌う」「リズム遊びで体を動かす」「数を数える」「グループで助け合う」「伝統文化に触れる」「折り紙を選ぶ」「順序立てて星を作る」「自分なりに仕上げる」などの多様な経験を含んでおり、教科を横断した学びであったことや、勉強したという感覚はなかったはずなのに、結果として学んだことは多かったことなどを振り返りました。まとめは少し難しかったかもしれませんが、生徒のみなさんは最後まで前向きに熱心に聞いてくれました。

単に子どもと一緒に先生も遊んでいるように見えますが、そこには先生の「何を学ばせようとしたか、教育的なねらいをもっていたか」の配慮があったことを知ることができました。

 今日の学びで、桜井高校の生徒のみなさんが、「保育の専門家」としての第一歩を踏み出そうと思ってくれたら嬉しいです。

  今回も桜井高校の先生方、生徒の皆さんと楽しいひと時を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

 さて、次の7月7日七夕にはオープンキャンパスがあります。本学は総合大学ですので、他の学部の様子も体験しながら、自分自身の可能性の扉を開き、多様な選択肢を増やしていくこともできます。まずは一度、本学保育科のオープンキャンパスへ。たくさんの高校生の皆様にお越しいただけることをお待ちしています。

 

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