香港から学生が幼児教育保育コースを見学に来られました。



 6月12日(水曜日)に、香港にある高等教育機関Caritas Institute of community Education(明愛社區書院)で幼児教育を学ぶ学生32名と引率教員2名と通訳1名の皆さんが、本学教育学部教育学科幼児教育保育コースを訪問されました。

 当日は、まず、 四天王寺大学聖徳太子が創設された「敬田院」の伝統を受け継いでいる ことや 教育学部教育学科小学校教育コース、幼児教育保育コース、中学校英語コース、保健教育コースの4コースをからなる学科 であることなど、本学の概要をお話しした後、幼児教育保育コースの教育方針やカリキュラムについて説明しました。

 学生の皆さんは熱心に聞いて下さり、日本でのインターンシップや幼稚園実習の様子、大学と周辺地域との連携や、幼稚園、保育園と地域の連携についてなどいろいろな質問がでました。特に、大学での授業(座学)と現場経験(実習)を効果的に往還するカリキュラムには高い関心を示されました。


 大学についての説明が終わってから、大学構内のいくつかの施設を案内しましたが、途中で立ち寄った図画工作室では、予定外でしたが、折り紙製作も経験できました。


 学生たちの訪問のもう一つの目的は幼児教育保育コースの授業をコースの学生と一緒に受けることでしたので、1年生との合同授業を体験してもらいました。香港の学生と本学学生(授業の都合で前半クラスの学生のみ参加しました)あわせて60余名が一緒に「リトミックを体験しよう!」という音楽表現活動を行いました。

 まず、アイスブレーキングとして、歌いながら汽車になったつもりで動き、歌が終わったときに出会った人とじゃんけんし、負けたひとが勝ったひとの後ろについていき、だんだん列車のようにつながっていくゲーム「じゃんけん列車」をしました。

 

 リトミックの活動では、同じメロディでも速度、音の高低、強弱、リズムが変化するのを素早く聴き取り、その音楽に合わせて、歩く、走る、スキップする、止まるなど素早く音楽の変化に反応する活動と、2拍子、3拍子、4拍子の変化を聴き取り、その変化に反応する活動をまず体験しました。少し慣れた頃を見計らって、2つの活動をミックスした活動も行いました。

 

 香港の学生と日本の学生は初対面にも関わらず、お互いに自己紹介しながら、授業が終わるころにはメールアドレスを交換しあうくらい打ち解けることができました。

\ 本学の学生にとっても良い経験ができた合同授業になりました。/

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