教育学部 教育学科 小学校・幼児保育コース
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【理科ゼミ】教育実践!化学の日 子ども化学実験ショー!

実験を通して化学を楽しむ!子どもから大人までたくさんの方と触れ合う佐藤 美子研究室(通称:理科ゼミ)の実験活動イベントの1つ。2018年10月20、21日の2日間、神戸国際展示場にて開催された『化学の日 子ども化学実験ショー2018』。
2016年から3回目の参加です!

会場は小学校低学年のお子様を中心に、未就学のお子様、ご家族・お友達、学校関係者、企業の方など、20日(土)1,200人、21日(日)2,000人のご来場とさまざまな年齢の方々でイベントは大盛況!当日の風景を交えながら、子どもたちと一緒にモノづくり体験を通して、化学の楽しさを伝えます。

もくじ
  • 子どもたちが使いやすく、楽しく実験するために
  • 学齢に合わせて、コミュニケーションを変える
  • 「できた!」と「なぜ?」が大事
  • ゼミ学生の参加レポート
子どもたちが使いやすく、楽しく実験するために

制作過程で楽しく実験ができるように。子どもたちが作りやすく、使いやすいものを。
何度も、何度も改良を重ねて、入念にイベントの準備を行いました。

今回の実験テーマは「ステキなまんげきょう作り!」。
主な材料は以下の写真になります。これまでの経験から未就学児の参加も想定し、安全に配慮して誤って飲み込んでしまう危険性がある小さなものは使わずに。

早速、満席となり大盛況!理科ゼミの学生、総動員です。

誘導の役割を担当していた4回生の学生。待ち時間が出たときには、ボランティアサークル「ポコ・ア・ポコ」で培った昔遊びレパートリーから「けん玉」を披露する一幕が。子どもたちの興味を引くためのコミュニケーションも流石です!

学齢に合わせて、コミュニケーションを変える

「お家にあるサランラップの芯だよー」と、使う資材もなるべく身近なものを選択。
ガラス玉を固定させるため、ご家庭で入手しやすいマスキングテープも。
 「用途と見栄えの両方を兼ね備えたゼミ学生から出たアイデア」 と、佐藤先生。


時期も近いハロウィンのマスキングテープが大人気。


まんげきょうのメインとなる塩化ビニルシート(ミラー)を三角に形成。
「この形は、何かわかる?」というゼミ学生の問いかけに対して、未就学児・小学生とも「さんかくー!」と元気に答える姿が。小学生には「どんな三角?」と、さらに質問し、 三角形には色んな形があること、その中の“線の長さが同じ”、“正三角形”であることを教える と真剣に耳を傾ける姿も。

続いてはこちら、グルーガン。ガラス玉が外れないようにしっかりと固定します。

初めて見る子どもたちが多く、「やってみたい」気持ちが高まります。
高温になる機器のため、正しい持ち方・使い方を教えながら、細心の注意を払います。

筒を回すのを手伝ったり、グルーガンの芯を押し出すだけに留めたり。、 子どもたちとのコミュニケーションから、一人ひとりに合わせて補助する範囲を見極めて対応 しています。

そして、もう1つの初めて。コンパスカッターを使って覗く穴を作成します。
 
穴を開ける側の紙を回転させて綺麗に切るコツを伝授。ここでもカッターの刃に注意しつつ、子どもたちの学齢に合わせて、しっかりと学生が補助します。


筒の長さに切りそろえた色紙やマスキングテープを巻いて完成!

「できた!」と「なぜ?」が大事

完成したまんげきょうを早速、覗き込む子どもたち。

完成直後は、グルグルと頭を動かして「まんげきょう」を覗きながら、声を揃えて「きれい」「いっぱい見える」と楽しんでいます。ゼミ学生の補助が必要な場面はありますが、「自分で作った!できた!」という体験が大事。

制作途中でも教えていますが、子どもたちは作ることに夢中なので完成後に「なんで、こう見えるの?」という質問も。

制作過程を振り返り、「ガラス玉と三角の鏡を通って見てるからだよ。」と回答。
学齢によって知識が異なる子どもたちに、どう言えば伝わるか?を考えながら、 子どもたちの「なぜ?」に全力で応えるゼミ学生たち。 

「最後に大事なお話をします。このまんげきょうで見ちゃダメなものは何だろう?」

真剣に考えますが、こう聞くとなかなか正解はでません。
「虫めがねで覗いたらダメなものって知ってる?」とヒントを与えると「たいよう!」と答える小学生。聞き方を変えて 間違えても良いから答えを引き出すように促します。 この場では“わからない”というのも1つの答えだと思っています、と学生は話します。

ゼミ学生の参加レポート

今年の実験ショーでは、少ない工程で子どもが満足できる万華鏡を作ることができた。その分、準備の作業は多く、コストもかかっていたようだが、非常に良いものだったと感じた。当日の様子としては、急を要する場面も少なく、学生が余裕を持って教えることができるちょうど良い混み具合だったと思う。学校現場ではない子どもの様子を見る機会ということで、私にとって学べることの多い2日間だった。

1日だけの参加でしたが、私自身とても楽しく過ごす事が出来ました。幼稚園の子と小学生の子に一緒に伝える、となった時にやはり言葉の伝わり方が全然違うので苦労しましたが、言葉を工夫し、いろいろな人に伝えるという事ができ、すごく勉強になりました。子ども達の完成した万華鏡を覗いて嬉しそうにしてる様子や、保護者の方に見せている様子がみられ、「楽しかったよ」と言ってもらえた事がとても嬉しかったです。

今回、実験ショーでは昨年度に作り上げた万華鏡よりも、さらに改良された万華鏡を様々な人たちの力があったお陰で作ることができたように思います。 万華鏡を作り終わった後の子どもたちの、キラキラした笑顔を見ることができてとても充実した2日間となりました。ありがとうございました。

‪今回、2日間参加して、たくさんの子ども達が万華鏡を覗いてわくわくする笑顔を見ることができ、達成感を味わいました。万華鏡を作成する中で、特に安全面に配慮したり、どこまで子どもを手伝って良いか考えさせられる機会でもありました。また、保護者の方や他団体の出展者の方々にも興味を持っていただき、嬉しかったです。‪子ども達にとっても私達ゼミ生にとっても、こうした理科を楽しむ体験活動が重要だと再確認しました。

今年も、四天王寺高校の奥野先生や卒業生もイベントに駆けつけてくれました。
この活動を通して子どもの理科離れを止めるキッカケとなるよう、後輩に継承していきます。
ありがとうございました。

【関連リンク】

※教育学部は2019年4月より4つのコースに改編します。
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