教育学部 教育学科 小学校・幼児保育コース
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複数の見方や視点に出会おう!~山田 綾先生を紹介します~

教育学科小・幼保コースには、今年度2名の先生が新しく赴任されました。
少し遅くなってしまいましたが、そのうちのおひとりである山田 綾先生をご紹介します。


山田 綾先生は、昨年度まで、愛知教育大学に32年間勤務しておられました。
もともと大阪のご出身ですので「久しぶりに生まれ育った大阪に戻り、戸惑うことも多い毎日ですが、新しい場所で、心新たに取り組んで参りたいと思っています」とおっしゃっています。

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先生のご専門は「教育方法学」で、授業づくりや教科内容研究・教材研究の過程について研究しておられます。と言っても、これから教育について勉強したいと思っている人には
すこし難しいかも知れませんので、もう少し詳しくお話していただきました。

・学ぶとは、どういうことなのか。
・子どもたちの学びが成立するとき、教師と子どもの行為と関係はどうあるべきなのか。
・教え学ぶべき内容はどのように決められてきたのか、また決められるべきなのか。
・学びを成立させるために、どのような教材の作成過程が必要になるのか。

といった問題を子どもの権利に開かれた「参加と学び」の実現という点から研究されているとともに、ジェンダーやマイノリティの視点から、捉え直すことを試みておられます。
いずれも教育の根幹に関わるとても重要なテーマであり、教員を志す学生ならだれでもが
真摯に学び考えなければならない課題でもあります。


本学では、先生は「教育の方法と技術」「教育課程総論」「大学基礎演習」などを担当しておられます。
担当されている科目について、どのような視点から授業されているのでしょうか。
授業に対する思いを次のように話してくださいました。

「知識や技術が伝えられる過程であるだけでなく、そこに参加する子どもたちと教師の相互関係が形成されていく過程です。講義では、望ましい相互行為や相互関係はどのようであるべきか、教えと学びが成立するときの用件はなにかについて学生さんと一緒に考えていきたいと思っています。また、この世にある知識や技術、芸術の全てが学校の授業で扱えるわけではありません。では、どのように内容が決められてきたのか、どのように社会的決定を行っていくべきか、教育課程のあり方について授業の成立と係わらせて具体的に検討したり、教える内容・教材をどのようにつくるのかについても実際に教材研究を体験しながら検討したりして教師の仕事について一緒に深めていきたいと考えています。」

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本学に赴任されて、そろそろ一年が経とうとしていますが、教育学科で学ぶ学生に対して
期待していることを次のように話してくださいました。

「大学時代に多くの人に出会い、さまざまな出来事、それをとらえる複数の見方や視点に出会ってほしいと願っています。一つの見方だけではなく、もう一つの見方や現実があることを知り、それらを探しながら、この世界がどうなっているのか、自分で掴むことに挑戦してほしいのです。そうすればきっと目の前にいる子どもたちとどのように向き合い、係わっていけばよいのか、どんなときもその糸口を発見できると思うからです。」

大学で学ぶ4年間は長いようで短いものです。4年間を充実したものにするか、何となく過ごしてしまうかは一人ひとりの自覚にかかっています。
先生がおっしゃるように、多くの出会いを大切にし、何事にも積極的に関わり、様々な視点から物事を考える習慣をつけるように日々努力をしていけば、きっと「いい先生」になれることでしょう。

 

 

 

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