教育学部 教育学科 小学校・幼児保育コース
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小・幼コースの教員を紹介します(5)-科学的な思考力・判断力・表現力を鍛えよう!

今回紹介するのは、佐藤美子先生です。佐藤先生は、昨年度、本学に赴任されました。

大学では「理科」「理科教育法I・II」「「理科教育演習」「教職教養研究」「「教科総合研究I・II」「教科内容演習」「教職実践演習」を担当されているほか、将来、教員として理科を教えるために必要なスキルの講義をされています。

先生は、これらの講義を通して<理科の楽しさ>に気づき、<いろいろなことを考え、行動する力>を学んでほしいと考えておられます。

そのために、想像し、予想して考え、試してみる力、そういった一人ひとりの自発的、能動的な力を呼び起こし、目覚めさせることから勉強はスタートします。

昨今、様々な学力調査結果より、子どもたちの理科嫌い・理科離れが問題にされていますが、「学生には、子どもたちと共に、理科の楽しさ、おもしろさを実感し、“なぜ?”と考え、わかる喜びを共有できる教員であってほしい」というのが先生の願いです。

先生の主な研究テーマは「理科教育」、もっと広く解釈すると「科学教育」です。

その中でも、どうしたら理科の授業に興味がもてるのか、どうすれば理科の学習を通して科学的な思考力・判断力・表現力を鍛えることができるかということについて考えおられます。

その一つの手段として、実験を個別に行うことができる実験方法(マイクロスケール実験)を研究し、効率的な実験の開発をめざすこと、さらに、開発した実験を授業の中にどのように取り入れ、効果を引き出すか、その方法を研究しておられます。

先生が研究しておられる実験はどのようなものでしょうか?

  • 1.始めに各グループで予想を立てる。
  • 2.次に一人ひとり、小さな器具で短時間に実験を行い、結果を得る。
  • 3.その結果について、各グループで相互に意見交換をしながら考察する。
  • 4.結果を集団全員に伝え、結果と考察の交流を図る。

これは、一つの授業の中での活動ですが、この活動のプロセスを通して科学的な思考力・判断力・表現力を養うことが重要です。

今日のように変化の激しい社会においては、他者とのかかわりの中で、問題解決能力やコミュニケーション能力が重要なことはもちろんですが、あふれる情報や突然襲ってくる自然災害、環境問題に対処する力、医療に関わる問題などに対応できる力も必要です。

理科教育はこのような力を養い、これからの社会の中で幸せに生きていくための力を培う教育であり、そのために学ぶ必要があると言えるでしょう。

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学生と実験を楽しんでいます! 2014年夏、ゼミでサイエンスフェスタに参加

 

学習という面から、学生が教師をめざすにあたって、心がけてほしいことが二つあるといいます。

  • まず、理科の学習を楽しむ気持ちのゆとりをもつこと
  •  次に、日常生活の中で不思議なことに目を向け、気になることはメモを取り調べること

「普段は気づかないかも知れませんが、理科の知識は日常生活の中のあちこちで役立っています。そして、これから技術はさらに進歩し、社会は発展していきます。でも、その社会は人と人の会話によって成り立っています。コミュニケーションの大切さも忘れないでください」というのが先生からのアドバイスです。

勤めて二年目に入り、接する学生さんの数も増え、教える楽しさも去年よりも増したそうです。

理科は苦手意識が強い学生も多くいますが、佐藤先生の授業を受けて、ひとりでも多くの学生が、日常生活と理科の関わりの深さに気づくとともに、理科の面白さを子どもたちに伝えられる先生になってくれると良いと思います。

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2015年度 元気なゼミ生たち この夏は 光の万華鏡づくり!

 

高校生の皆さんへのメッセージです:

進路について悩む時期かと思います。あなたは何をしたいと考えていますか。教師になりたいと考えている人は、ぜひ四天王寺大学に来てください。 夢の実現に向かって全力で応援します。10月4日に中高生対象の科学実験教室を実施します。皆さん ぜひ来てください。一緒に実験しましょう。

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※5月24日(日)のオープンキャンパスでも、先生のゼミが体験できます。理科の面白さを実感するためにも是非参加してみてください。

 

 

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