教育学部 教育学科 保健教育コース
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【第22回シンポジウム】保健教育コースの学生がオープニングを務めました!

 2019年3月3日(日)、第22回公開シンポジウムをLICはびきのMホールにて、本学と羽曳野市・羽曳野市教育委員会との共催で実施いたしました。

テーマは 『「笑い」の力、「笑い」のはたらき』

 シンポジウムの開会に先立ち、教育学部教育学科 保健教育コースの学生がオープニングを務めました。
 養護教諭・小学校教諭を目指して、日々、勉強に励んでいる松本 珠希教授のゼミ生4名「チームYogo teacher」による「子どもたちの笑顔を守る!養護教諭の奮闘」をプレゼンテーションしました。

 保健教育コースの前身は四天王寺女子短期大学保健科であり、9年前に保健教育コースとなりました。
 その歴史はなんと今年で62年目。たくさんの卒業生が、現在も学校現場でご活躍されています。

もくじ

  • 地球上で笑うことができるのは人間だけ
  • 世界も注目する「Yogo Teacher」
  • 心に秘めたSOSを見抜く、養護教諭に求められること

地球上で笑うことができるのは人間だけ

 さて、本日このシンポジウムのテーマは、『「笑い」の力、「笑い」のはたらき』。

 「みなさんは毎日笑っていますか?」 

 よく考えてみれば不思議なことなのですが、地球上で笑うことができるのは人間だけ。笑顔にみえる表情をつくる動物はあれど、声を出して笑う犬や猫は見たことがないと思います。笑うことは実は、人間の長い進化の過程の中で生きていくために欠かせないものとして産まれ引き継がれてきました。

 最近では副作用がない薬として笑いの効果が研究され、医学的にも認められており、ガンを治したり、脳の活性化、記憶力の向上生活習慣病やエクササイズの効果があげられています。

 さらに心理面や健康面だけでなく、対人関係にもいいということも判明しており、笑顔による幸せな気持ちは、自分だけでは終わらずに人から人へ移っていきます。

世界も注目する「Yogo  teacher」

 養護教諭とは、学校教育法において、「児童の養護をつかさどる」と定められています。
 養護という言葉は『児童、生徒の健康を保護し、その成長を助ける』という意味で、心身の健康を専門とする教職員として、少人数ながら学校現場にとって欠かせない存在です。
 しかしながら、1つの学校に基本1人で、複数人が配置されている学校は少ないのが現状です。

 養護教諭の始まりは、学校看護婦でした。そしてその後、養護訓導として、その地位が確立され、終戦後、養護教諭に改められ、現在に至ります。養護教諭は、英訳をしても「Yogo Teacher」と呼ばれ、心身のケアと保健指導などの教育を合わせて行う、世界も注目する日本独自のユニークな職業なのです。

心に秘めたSOSを見抜く、養護教諭に求められること

 近年、いじめ、虐待など 子どもに関わるニュースは連日取り上げられ、社会的にも多くの注目を浴びています。

 心に秘めたSOSを見抜く。 

 これが学校現場、特に養護教諭に求められることだと言えます。

 多種多様な、学校内全ての問題を、養護教諭一人で解決することはできません。そのためには、他の教職員、保護者、地域の方々との連携が必要です。
 普段の大学での授業をはじめ、キャンパスを飛び出しフィールドワークや実習、そして現場でご活躍されている卒業生の先輩など、四天王寺大学だからこそのネットワークをフルに活用し、私たちは学び続けなければなりません。

 養護教諭が子ども達の笑顔を守るためにできること。
 それは、一人一人、子どもたちの気持ちに寄り添い誰しもが安心できる場所をつくること。
 そして、子どもたちが、自分の力で物事を乗り越えていけるよう、支援をすることです。

~シンポジウムにご参加いただいた皆さんへ、学生からのメッセージ~

 この会場の中に、いつか子どもを育てることになる、または今子育てをしているという方もいらっしゃると思います。
学校は子どもだけのものではありません。子どもはもちろん保護者も何か不安なことがあれば、気軽に相談に来てください。1人で悩まず、どうか頼ってください。
 そして、養護教諭でも、知らない子どもたちの一面もあります。それを知るために、たくさんの人と連携・協働をしていきたいと思っています。周りの子どもたちの様子など、どんなに小さなことでも教えてください。
 それが、明日の子どもたちの笑顔につながるはずです。

 今回の取り組みを通して、私たちは、養護教諭についてさらに深く考えることができました。ここで得たことを糧に私たちが将来向き合うことになる子どもたちに対してできることを、これからも探求を続けます。

【関連リンク】

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