保健教育コース恒例 学外授業(大学基礎演習)―歴史と文化遺産を継承する力を養う―
2016年12月15日
教育学科保健教育コースでは、毎年秋に1回生を対象に学外授業を大学基礎演習のなかで実施しております。今年度は11月19日(土)に実施しました。同じく2回生の学外授業(教育基礎演習)と、途中で合流して学年を超えた交流を行いました。
近鉄南大阪線喜志駅よりバスに揺られること20分。大阪府立近つ飛鳥博物館に到着しました。当日朝、小雨がぱらつく天気でしたが、全員が博物館に着く頃には雨も上がり、それ以降は曇り空ながら時々日差しが差し込むような天候になりました。
博物館では、常設展示された出土品を観察しながら、古墳時代の後半にヤマト王権が成熟していく過程について理解を深めることができました。また、秋季特別展 「大王と豪族 -6世紀の大和と河内-」が開催されていました。
博物館での歴史学習の後、秋を満喫しながら叡福寺に向かいました。道中、「和を以って貴しとなす」のマンホールを見つけたり、「たいしくん」の幟を見たりしながら、てくてく歩いて約1時間で叡福寺に到着しました。叡福寺の手前でグラッと地球の震えを感じました。和歌山を震源とする地震でした。震源に近い所から来ている学生も居りましたが、被害など何事もなかったようで皆ホッとしました。
叡福寺は、聖徳太子の墓所とされる叡福寺北古墳があることで知られています。参加者全員、個々に心身の健康を願い、学業成就を誓いました。
博物館と叡福寺でのフィールドワーク後は、上の太子観光みかん園にて、2回生の先輩と合流しみかん狩りを楽しみました。集合時に、先輩による食育に関する発表と、出題されたクイズを皆で考え、また日照条件などによるミカンの甘味差を実際に糖度計で測定して食育教育を終了しました。
しっかり勉強した後のみかんは美味しい!楽しい秋の1日となりました。
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