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恒例の座禅会を行いました

恒例の座禅会を行いました

  梅雨晴れの6月6日(土)、四天王寺大学のすぐ近くにある野中寺(やちゅうじ)で恒例の座禅会が行われました。今回は仏教実践演習の履修者を中心に16名の学生が参加しました。 まずは境内を一巡りして、威容を誇った古代の伽藍跡を見学しました。野中寺は法隆寺式の伽藍配置になっていました。中門をくぐって左手にあるのが塔の跡です。塔の心柱を支えていた礎石には変わった形の穴があいています。心柱とそれを支える三本の添え柱の穴で、ちょっとミッキーマウスに似ています。この礎石全体は亀に見立てられ、亀の顔や手足が彫られてあります。 こちらは中門を入って右手にある講堂跡です。土壇の上にいくつもの礎石が配置されています。この地は南北朝時代や戦国時代に幾度か戦場となったところですが、飛鳥時代の遺構がこのような形で今に残っているとは驚きです

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                       塔の礎石               金堂跡 さていよいよ座禅(瞑想)です。

 この野中寺はかつて戒律を学ぶ僧侶の道場でした。この座禅を組んでいる広間も江戸時代の郡山藩柳沢侯の別邸を移築したもので、大阪府の文化財に指定されています。歴史ある道場で、ご指導の桃尾先生から、足を組み方、呼吸の仕方、瞑想中の思考の在り方などの説明を受けて、座禅に取り組みました。途中、障子を抜ける風を感じ、鳥のさえずりを耳にしつつ、日常生活から切り取られた落ち着いた時間を体験できました。

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 座禅の終了後、ご住職様から野中寺の由緒についてお話しを伺い、また縁側にでて庭の向こうにならぶ江戸時代の沙弥寮・比丘寮(僧侶の宿舎)など遺構についてもご説明いただきました。 最後にご住職様を中心に参加者全員で記念撮影です。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

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 この日は、映像研究部のみなさんが、ご住職の許可を得て、座禅会の様子を撮影してくれました。その映像は、6月28日(日)の水無月祭で公開の予定です。水無月祭ではぜひ映像研究部の撮影映像をご覧ください。

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