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毎年恒例の野中寺座禅会を開催!

 6月2日(土)晴天、今年も恒例の野中寺座禅会を実施しました。これは共通教育科目「仏教実践演習」の課外活動として、野中寺様のご協力を得て毎年実施しているものです。今回は、例年以上の総勢34名の多数の参加となり、本学の学生、教員のほかに、海外からの研修で滞在中のユタ大学生の5名も参加してくれました。

 交通量の多い道路がお寺の前を通っていますが、一歩境内へ入ると外の喧騒が、まるで嘘のように静かで、なんとも言えない清々しい雰囲気に、心が洗われるように感じられました。野中寺は、江戸時代には仏教復興の拠点となる戒律の道場として知られ、全国から志のある僧侶が集まり、正式な僧侶の養成機関として繁栄しました。

 座禅体験のあと、ご住職の野口眞戒和尚様のご案内で、江戸時代から残る重要文化財の僧侶の宿舎「比丘寮(びくりょう)」を拝観させて頂きました。四畳半の部屋には、書き物をする文机や不眠の懺悔行を行うために用いる繩床などがあり、当時の僧侶の修行生活についての説明を詳しく伺いました。

 今回の座禅会では、日常感じることができない貴重な実地体験を得ることができました。以下に、参加学生から聞いた感想を少し紹介します。

 

*参加者の感想より

  • ぶっちゃけ、初めは、2回分の出席になるし、ラッキーくらいの気持ちで参加した座禅会でしたが、みんなであぐらをかいて、静かに座っていると、とても不思議な気分になりました。 
  • 慣れていない場所で、とても不安も大きく、まして、休みの日であることを考えると、足が重くなりましたが、座禅会を終えた今、とても清らかな思いで、良い休日が過ごせたと思います。
  • 私の座禅会のイメージは、あぐらをかいて目をつぶり、完全に「無」でないといけない。ほんのちょっとでも動いたり、違うことを考えていたりしたら、肩をバチーンとされると思っていました。でも、40分があっという間に過ぎて、何だか頭がすっきりしました。
  • 以前から、「座禅」には興味はありましたが、実際にやってみると、とても不思議な時間でした。とても暑い日でしたが、鈴の音と共に風が吹いてきて、おおげさな言い方ですが、奇跡が起こったのかなと思いました。 – 3 –
  • 途中で、足がしびれて、足を崩してしまったりしたが、まだまだ、自分は修行が足りないなと思った。
  • 「癒し」を感じた一日だった。畳のにおい、蚊取り線香のにおい、鳥の鳴き声、木々の音など、嗅覚、聴覚に心地よい刺激が与えられた。自分の呼吸を数えながら、それらの心地よい刺激を感じられる空間は、とても神聖に感じられたし、今までに感じたことのない癒しだった。
  • 自分が住んでいる近くに、「上太子」「中太子」「下太子」というすごく由緒のあるお寺があったのだと、初めて知りました。
  • 昔は、お寺には、病院や、身寄りの無い人の施設、学校と多くの役割があって、とても賢い仕組みが作られていたと言うことも知ることができた。
  • 野中寺はとても歴史のあるお寺で、お坊さんの学校にもなっていた施設を特別にみせてもらった。
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