卒業生紹介

確かな専門知識と技術を身につけ、社会で活躍する卒業生。

本学では希望の進路へと導く多彩なプログラムを用意し、
適性や才能を活かせられるよう入学時から就職指導をスタートしています。

教員や保育士、社会福祉などの専門職から一般企業まで、
業種や職種ごとの専任スタッフが個別相談を行うほか、活動スケジュールに合わせた対策講座、
ガイダンスなども実施。一人ひとりの夢を叶える、きめ細かいサポートが魅力です。

病院の経営者とも話す日々の中で理解する・伝えるスキルが役立っています。

リクルーティングアドバイザーとして主に病院やクリニックを回り、看護師の採用をサポートしています。現状の問題点やニーズをヒアリングし、当社に登録されている求職者の中から適切な人材を紹介する営業職です。入社して1年目、2年目で営業成績による表彰を受け、6年目を迎えた今は、営業職を続けながら課長としてチームマネジメントも任されるようになりました。まだ20代の自分が病院の経営者や人事責任者の方と話し、どのような人材を求めているのかを細かく聞き出すには、当然ながら難しさもあります。経営状態に対して意見しなければならない場面も少なくありません。そんな時、日本学科で培った「難しいことを咀嚼して理解する」「自分の考えを相手にわかりやすく伝える」と言うスキルが役立っていることを実感しています。学科での学び以外にも、大学時代にはバスケットボール部のキャプテンを務めたり、学生運営委員会で活動するなど、「自分にはこんなこともできるんだ」と思える経験を積むことができました。四天王寺大学には、やってみたいと思ったことに挑戦できる環境が整っています。ぜひ、好きなことを叶えられる学びになるように頑張ってください。

株式会社マイナビ 勤務
西浦 万理さん

人文社会学部 言語文化学科 日本語日本文化専攻
(現:日本学科) 卒業
京都府 福知山女子高等学校(現:福知山成美高等学校) 出身

教科指導、校務、生徒指導と濃厚な3年間で鍛えられました。

新卒で1年生の副担任からスタートし、4年目を迎えた今は1年生のクラス担任をしながら学年全体の国語科を担当しています。授業では発言のしやすさを大切にしたいと考え、自分の発言回数を指で示しながら挙手させるようにすると生徒たちの表情が輝きました。実はベテランの先生に教えていただいた方法なのですが、1ヵ月ごとに発言回数を集計させることでますます意欲的になっています。また、質問や相談も促すため、自分の若さをポジティブに捉えて話しかけやすい雰囲気づくりを心掛けています。教科指導以外でも校務として人権教育の担当をしています。一から勉強し、今では人権教育を基礎とした道徳教育の提案を積極的に進めています。また、生徒に対して規律を守らせるための指導の仕方など、この3年あまりでずいぶん鍛えられた気がします。生徒は皆、思春期で難しい年頃ですが、だからこそ教員の影響力も大きい。小学校教諭と迷った時期もありましたが、中学校教諭としてのやりがいが見えてきました。悩んだ時には、先輩の先生方や大学時代の仲間にアドバイスを求めています。日本学科で共に教職をめざした仲間との絆は一生ものです。

奈良県 三郷町 公立中学校 勤務
後藤 孝太さん

人文社会学部 日本学科 卒業
奈良県立橿原高等学校 出身

国内線から国際線へとステップアップ。お客様の笑顔を励みにしながら、毎日が勉強中です。

高校3年生で進路を考えた時に、英語を使い外国のお客様とも接する客室乗務員の仕事に興味を持ち、海外留学の実績が高い国際キャリア学科を選びました。いま振り返っても国際キャリア学科には、英語の授業以外にもさまざまな知識を学べる授業があり、学生の積極的な行動をサポートしてくれる設備が整っていたと感じます。また在学中に念願の海外留学を経験したことで、外国と関わる仕事に就きたいという自分の気持ちを再確認し、航空業界に挑戦する決意を固めることができました。入社してから1年半ほどの間は国内線に乗務していましたが、現在は国際線にも乗務しています。国内線は飛行時間が短く、お飲み物の提供が中心でしたが、国際線は飛行時間が長く、お食事の提供をはじめ、業務内容が異なります。路線ごとの特徴をつかみ、高品質のサービスを提供するために覚えなければならないこともたくさんあり、これからも勉強の毎日ですが、お客様の笑顔を拝見したり、感謝のお言葉を頂戴した時に一番のやりがいを感じます。常にお客様の様子や会話からニーズを察知し、最適なサービスを提供できるように心掛けています。

日本航空株式会社 勤務
土肥 由季さん

人文社会学部 国際キャリア学科 卒業
大阪府 大谷高等学校 出身

英語を話すことで世界観が広がる。大学時代の体験を指導に活かしています。

中学校3年生の担任で英語を教えています。英語を教えるにあたって、心掛けているのは、全員が参加できる内容を入れることです。例えば、テスト問題でも必ず全員が解ける問題を一つ入れることで、生徒たちの達成感を促しています。英語は中学校で初めて学ぶ教科なので、苦手意識を持たせないように努めています。クラス担任としては、誰一人嫌な思いをすることのないよう、多感な時期の生徒たちのちょっとした変化にも気づけるように目を配り、できるだけ多く話しかけるようにしています。大学時代を振り返れば、先生方はとても話しやすく、親身になって指導していただきました。ネイティブの先生とのオールイングリッシュでの授業や留学を体験したことは現在の私の原点となっています。英語を理解すると様々な人とコミュニケーションをとることができ、自分の気持ちを伝えることができる。目の前の世界観が広がってくるのを実感しました。そんな私の経験から文法や単語を覚えるだけでなく、生徒たちが使える英語を少しでも身につけてもらえたらと考えています。

大阪府立公立中学校 勤務
内山 加子さん

人文社会学部 言語文化学科 英語英米文化専攻
(現:国際キャリア学科) 卒業
大阪府立高石高等学校 出身

お客様のふところに飛び込んで関係を築くには世間話から始まるコミュニケーションが大切です。

JAという愛称で親しまれている農業協同組合で、主に保険や融資などの金融商品を提案する渉外担当として勤務しています。大学入学時は教職志望だったのですが、視野が広がって一般職に目を向けるようになり、会社説明会やインターンシップを通じて幅広いお客様と関われる金融業界に興味を持ちました。他の銀行などからも内定を得たのですが、JAを選んだのは直接お客様の自宅や事業所を訪問し、より深い信頼関係を築くという営業スタイルに魅力を感じたからです。実際、お客様との商談は世間話の盛りあがりがきっかけになることも多く、在学中のグループワークやプレゼンテーションで鍛えられたコミュニケーション力がとても役に立っています。年に一度の農業祭では、着ぐるみ姿で子どもたちを楽しませることもあります。もっと地域の方々の力になれるよう、さらに専門知識を深めていきたいと、向上心に燃えています。

堺市農業協同組合 勤務
澤口 利洋さん

人文社会学部 社会学科 卒業
大阪府立山田高等学校 出身

生徒の好奇心を引き出す授業づくりに、大学の授業で得た幅広い知識を役立てています。

教員として4年目を迎え、現在は1年生の担任をしています。高校時代から社会科の教員になることが夢でした。四天王寺大学の社会学科では、教職の授業はもちろん、ジェンダー論や心理学等の授業を通して幅広い知識を得ることができました。最も印象に残っているのは、やはり教育実習です。授業中や授業外で生徒たちと接するなかで、実際に教師になって活躍したいという思いが強くなりました。教科書に書かれていること以上の知識まで教え、好奇心を引き出して社会科の魅力を伝えるように心がけています。また「今学んでいることは高校や大学での学びにもつながっているよ」と、自分の実感をもとに話すようにしています。

和歌山県 公立中学校 社会科教員 勤務
矢野 耕平さん

人文社会学部 社会学科 卒業
和歌山県立橋本高等学校 出身

これからも、地元の人々に貢献できるコミュニティソーシャルワーカーとして活躍したいです。

子どもが好きで、児童養護施設で働きたいと考えて人間福祉学科へ入学しました。1年生の頃から、何でも引き受ける性格もあって、オープンキャンパスのスタッフや地域ボランティアなどに積極的に参加していました。そんな姿を見て、2年生での実習前に先生から「あなたは地域に出たほうがいい。社会福祉協議会に行ってみてはどうか。」とアドバイスをいただきました。疑問を抱きながらも社会福祉協議会へ2週間の実習に参加しました。そして、その中で乳幼児のお母さんが集う「子育てサロン」に関わることで自分の考えが変わりました。子どもたちが施設に行くことになる前に、地域で手を差しのべてサポートがしたい、ここでならそれができると思ったのです。今、私は出身地の社会福祉協議会で働いています。あの時の先生の一言がなければここには居なかったでしょう。自分の担当地域で行われている地域活動に出向き、そこでのニーズを把握して関係機関につなぐ「コミュニティソーシャルワーカー」が主な役割です。例えば「レクリエーションの出前講座をお願いしたい」「認知症予防の活動をしてほしい。」などニーズはさまざま。地域の人と信頼関係を築き、子どもから高齢者の方まで支援することで、生まれ育った地域に恩返しをしたいです。

名張市社会福祉協議会 勤務
的場 栞那さん

人文社会学部 人間福祉学科 健康福祉専攻 卒業
三重県立名張桔梗丘高等学校(現:名張青峰高等学校) 出身

相談者のニーズと、最適な行政サービスをつなぐことにやりがいを感じています。

新卒で市役所に入職して10年目を迎え、現在は介護保険課に所属しています。相談者のお話をカウンター窓口や電話で聞き、介護保険についてご説明したり、申請や認定に関わる手続きを行うことが主な業務です。相談者の方の話をよく聞いてみると、保険についてだけではなく、DVや生活苦といったさまざまな悩みを抱えているケースもあり、他部署との連携が欠かせません。また、ご自宅や入院されている病院を訪問し、身体状況などを見て介護保険の認定調査を行うこともあります。介護保険課に異動したのは1年前で、それまでは生活保護、障がい者支援に関わる部署を経験してきました。部署が変われば、業務の根幹となる法律も変わりますので、そのたびに勉強をし直す必要がありますが、人間福祉学科でさまざまな法律について学んでいたので戸惑うことなく取り組むことができています。在学中は法律だけでなく、生活者が抱えるニーズなどについても幅広く知ることができ、現在の業務につながる基礎の部分を全般的に学ぶことができました。その学びを現場でさらに深め、相談者のニーズを的確に把握して最適な行政サービスを提案することに大きなやりがいを感じています。

和歌山市役所(介護保険課) 勤務
木村 亮裕さん

人文社会学部 人間福祉学科
(現:人間福祉学科 健康福祉専攻) 卒業
和歌山県立和歌山北高等学校 出身

興味を持って学び合える授業づくりに、ゼミで知った指導法が役立っています。

教員になって2年目ですが、現在6年生のクラスを受け持っています。思春期特有の感情の起伏によるトラブルなども、高学年らしさと捉えて学級運営に取り組んでいます。大切にしていることは、授業中にどれだけ児童同士で話し合えるか。そのために自分の意見を発言しやすい少人数でのグループワークを増やし、教え合いや励まし合いを促しています。授業づくりに悩んだ時、今でも役立っているのが大学のゼミでの教えです。教科書にはない課題を児童たちに探究させたり、興味を持たせるために紙芝居を作るなど、現場を知りつくしたゼミ担当の先生から、より深い指導法を学ぶことができました。

橿原市立真菅北小学校  勤務
加藤 徳晃さん

教育学部 教育学科 小学校・幼児教育コース 卒業
大阪府 金光八尾高等学校 出身

人格の基盤がつくられる2歳児へ、自主性を育む保育を心掛けています。

2歳児を受け持ち、食事や排せつ、遊びなど生活全般の成長に寄り添っています。現場に出てまず感じたことは、思っていた以上に保育者同士の連携や保護者との関わりが重要であるということでした。特に保護者からは家庭での悩みを相談されることも多いのですが、先輩からアドバイスをもらって経験を積むうちに的確に対応できるようになってきたと思います。自分の得意な運動を活かし、ボールなどを使って身体を動かす遊びで子どもが笑顔を見せてくれることが一番のやりがいです。大学で学んだように、2歳は人格の基盤が形成される時期ということを常に忘れず、自主性が育つように働きかけています。

大和高田市立高田西保育所 勤務
宮本 望さん

教育学部 教育学科 小学校・幼児教育コース 卒業
大阪府立狭山高等学校 出身

英語教育に注力する私立校で大学での学びを最大限に活かしています。

私が勤めている学校は私立の中高一貫校で、英語力の強化に力を入れていることが特色の一つです。教員1年目でそうした学校で教えられることに非常にやりがいを感じています。高1のクラスを担任しながら中2・高1・高3の英語を担当していますが、他にも英語の暗唱大会の運営や外部試験に向けた指導、留学のサポートなど業務は尽きません。授業ではオールイングリッシュを心掛け、生徒には英語を通して自分で考えて行動できるように導いています。楽しみながら英語を身につけるアクティビティでは、大学で先生が指導してくださったことをヒントに自分なりにアレンジ。指導案の作成でも大学での学びがベースになっています。

学校法人 奈良育英学園 育英西中学校・高等学校 勤務
岡本 和希さん

教育学部 教育学科 中学校英語・小学校コース 卒業
大阪府立千里高等学校 出身

小規模校ならではの密な連携で、子どもたちを育んでいます。

全校生徒数70名弱の小規模校に着任しました。教職員数も少ないため、養護以外にもさまざまな業務に対応しやすい職員室が主な居場所です。市内なら遠方からでも通える特認校なので、送り迎えされる保護者との会話が多く、日頃から一人ひとりの生徒に目を配って気になることは保護者に伝えるようにしています。自分から私の元にやって来るのは、すでに心や身体が弱ってしまった子どもたち。「来た時よりも朗らかに」を心掛け、暗い表情のままでは帰らせないようにしています。大学時代には小学校教諭になろうかと迷った時期もありましたが、たくさんの先生に相談に乗っていただき、狭き門でもやっぱり養護教諭にチャレンジして良かったと思っています。

泉南市立公立小学校 勤務
山本 莉奈さん

教育学部 教育学科 保健教育コース 卒業
岡山県立津山高等学校 出身

中小企業者のチャレンジをサポートすることで地域経済の発展へとつなげていきたいです。

地域の中小企業者が金融機関から事業資金を借り入れる際に、公的な保証人となって中小企業者と金融機関とを結びつける「架け橋」の役目を果たすことを目的とした公的機関で働いています。入職して2年が過ぎる今は一人で保証審査の担当を任されています。申込書類をチェックして資料を請求し、その中小企業者の事業状態や決算状況などを把握し、金融機関にも問い合わせをしながら審査を行います。また、実態調査の為、直接中小企業者と面談、訪問を行うこともあります。保証審査をする上で重要となる1つとして「決算書から中小企業者の経営状態を把握すること」があります。大学で学んだ簿記の知識がそのまま役立ち、また、経営学や民法、ビジネス法なども業務に大きく関わってきます。中小企業者は早く融資を受けて事業を円滑に進めたいので、迅速に処理するととても喜ばれ、この仕事に携わって良かったと感じています。1つでも多くの中小企業者に出向いて保証審査を行い、中小企業者の中に埋もれている信用力を発掘し、経営サポートにも深くかかわって、中小企業者を応援し、地域経済の発展へとつなげていきたいと考えています。

奈良県信用保証協会 勤務
植田 裕美子さん

経営学部 経営学科 卒業
奈良県立高田高等学校 出身

中小企業の発展のために、適正なサポートを行えるように努めています。

銀行に就職して3年目、現在は法人渉外の仕事をしています。企業に融資する業務で、私は主に住宅関連企業を担当しています。融資といってもいくらでも貸していいわけではありません。支払い能力や返済計画について決算書をベースに審査をしますが「数字」だけでは計れない企業の魅力というものがあります。ある企業の場合、当初は融資の承認が得られませんでした。担当者の私が経営状況や経営者の方針や理念について詳細をしっかり聴き取り、ようやく融資の承認を得られたときはこの仕事の喜びを感じました。これからも少しでも多くの企業に貢献できるよう仕事の幅を広げていければと思っています。そんな今の私があるのも経営学科での4年間のおかげです。興味を持ったきっかけはオープンキャンパスでの体験授業でした。先生が語る「自転車操業」や「黒字倒産」といった話はどれも興味深かったです。その時の先生には卒業までたいへんお世話になり、忘れられない恩師となりました。どの先生方も親身な指導で、質問に行けば研究室でわかるまで教えていただいたことも良い思い出です。経営学科は、皆さんが社会に出るまでの準備期間として最適な将来につながる環境が整っています。

株式会社大正銀行 勤務
岩城 慶樹さん

経営学部 経営学科 卒業
大阪府立大和川高等学校 出身
(現:大阪府教育センター附属高等学校)

保護者とも信頼関係を築きながら、子どもの成長を見ることが一番のやりがいです。

現在勤めている幼稚園では、運動会でのリズムあそびや廃材を使った制作など、子どもの育成を促すさまざまな取り組みを行っています。また、家庭訪問を行っていることも幼稚園では珍しいかもしれません。教育計画に基づき、生活背景までふまえて子どもを理解し、保護者とも信頼関係を築こうというのが目的です。やるべきことが多く、それだけ知識も技術も必要になるのですが、保育科で学んだことが今でもベースになっています。保育科では、すぐに現場で役立つ手遊びや歌唱指導といった保育技術はもちろん、発達段階によって異なる子どもの心理など理論的なことも数多く学べました。保育科の先生方はどの学生にも温かく接してくださり、「自分もこのような教育者になりたい」と思いました。今、担任している年長組の子どもたちは、もうすぐ小学生。就学に向けて保護者と連携しながら、時計を見て時間に合わせて行動したり、持ち物を自分で用意したりする力を身につけてきました。なかなか帽子をかぶれなかった子どもも、コツを伝えて今では上手にできるようになりました。そんな一人ひとりの成長の過程を間近で見られることが、この仕事の一番の魅力です。

堺市立認定こども園百舌鳥幼稚園 勤務
森下 ゆりさん

短期大学部 保育科 卒業
大阪府 東大谷高等学校 出身

現場に入って14年目を迎えた今も、保育科での実践的な学びが役立っています。

卒業後、奈良の私立幼稚園と大阪の公立幼稚園を経て、現在は奈良の公立幼稚園に勤め、幼稚園教諭として14年目を迎えました。結婚や出産を経ても保育現場に戻り、現在は5歳児の担任として奮闘しています。ここ数年、幼児教育を通して、私が最もやりがいを感じているのはクラスづくりです。今の時代は外国籍の子どもや発達障がいをもつ子どもも多くいますが、一人の思い、友だちの思いをつなぎ、みんなで成長しながらクラスがまとまっていくのは最高の喜びです。今後は社会のあり方もどんどん変わっていくでしょう。それぞれの家庭の背景にも目を向けなければなりません。どんな状況になっても、自分で考えて行動できる人になってほしい、そんな思いで日々子どもたちを育んでいます。幼児期の教育は生涯にわたる人格形成の土台を培うもの。子どもたちの成長は、あそびの中で育まれます。新しい言葉を知り知識を増やし、表現力をつけます。そして子ども同士の交流の中で思いやりの気持ちが生まれます。保育科2年間の学びで、さまざまな実習を通して子どもたちの「あそび」と向き合う実践的な学びは、今の私の力になっていると感じます。

橿原市立耳成幼稚園 勤務
辻本 名草さん

短期大学部 保育科 卒業
奈良市立一条高等学校 出身

2年間、積極的に学んで活動したことが就職にも仕事内容にもつながりました。

農業機械・建設機械・エンジンの設計・製図を手掛けるクボタ機械設計株式会社に勤務し、産業用エンジンの設計製図を手掛けています。今、私が携わっているのは、3Dソフトを使用し、古い部品図を新しい農業機械に使えるように直す変更業務です。これから経験を積むと、開発チームとともに新規部品の図面を描くことも任されるようになってきます。今の私の目標は、さらにスキルを磨き、自分で考えて部品設計ができるようになり、技術力で社会に貢献することです。1/100mm以下での精度が求められる厳しい世界ですが、ライフデザイン専攻の授業でCADの授業を選択していたので戸惑うことなく、技術者として段階的にスキルアップをめざせています。在学中は学科の学び以外に、学生運営委員会の活動にも積極的に携わり、大学のイベントやプロジェクトに参加していました。さまざまなことに対してあきらめずに挑戦し、たくさんの人と話し合いながらイチからモノを創りあげるという経験は、今の仕事にもしっかり役立っています。ライフデザイン専攻は、自由度の高いカリキュラムが魅力です。自分の将来に合わせて学びを選ぶことができ、実習や演習で知識と技術を修得します。この2年間の学びを経験したから今の私がいると、間違いなくそう思えます。

クボタ機械設計株式会社 勤務
川越 彩乃さん

短期大学部 生活ナビゲーション学科 ライフデザイン専攻 卒業
大阪府立大塚高等学校 出身

丁寧な接客で、お客様に気持ちよく乗車していただけるように心掛けています。

就職活動を行う中で、女性でも長く働ける職場を探していたことと、純粋に新幹線で働くことに憧れを抱いていたこともあってJR東海に興味を持ちました。現在、私は新大阪駅の切符売り場と改札で業務を行っています。切符売り場ではお客様から目的地などのご要望をお伺いして切符を用意し、改札では切符の確認や、発車番線の案内をしてお客様をお出迎え・お見送りをするのが主な業務です。初めて新幹線をご利用されるお客様や、目的地までの行き方がわからないお客様に丁寧に対応した際、「あなたでよかった」というお言葉を頂くと、この仕事のやりがいを感じます。入社した頃はなかなか業務についていけず、苦しい思いもしましたが、地道に勉強し、周りの方にも支えられ、現在はやっと一人前の駅係員として業務に就けるようになってきたかなと思っています。また努力すれば必ず結果が付いてくるんだと実感しました。
ライフデザイン専攻での2年間では、言葉遣いや立ち居振る舞いを勉強するために秘書検定などの資格を取得し、今も接客に役立てています。ライフデザイン専攻では将来を見据えて幅広い選択肢の中から興味ある分野を学ぶことができるので、確実に将来につなげることができます。

東海旅客鉄道株式会社 勤務
小西 あきなさん

短期大学部 生活ナビゲーション学科 ライフデザイン専攻 卒業
奈良県立奈良情報商業高等学校 出身

現場に出た今も、ライフケア専攻は初心に返れる大切な場所です。

幼い頃から祖父母にお世話になり、高齢者に恩返しをしたいという思いで介護職をめざしました。看護師である母の影響もあったと思います。現在は特別養護老人ホームで10~11名の利用者を受け持ち、食事や入浴、排泄といった日常生活の介助をしています。最初は戸惑うこともありましたが、在学中に「日常生活援助技術」で介助の技術をしっかりと身につけ、介助される側の気持ちも学んだことが役立ちました。利用者の体調管理も私たちの大切な仕事なので、小さな変化も見逃さないように目を配る毎日です。ライフケア専攻では、就職が決まってからも介護技術の練習をさせてもらうなど本当にお世話になりました。最近、先生に会いに行った時も在学中の話に花が咲き、初心に返ることができました。今、仕事で慌てそうになった時も、「確かにこうだった」と在学中の学びを思い出すと気持ちが落ち着きます。介護の仕事は、利用者の「ありがとう」という言葉が最もうれしく感じる、世の中になくてはならない仕事です。また、介護を志し、ともに働く仲間は魅力的な人ばかりです。皆さんも恐れることなく飛び込んでみてください。

社会福祉法人豊中福祉会
ローズガーデン条南苑 勤務
松本 千佳さん

短期大学部 生活ナビゲーション学科 ライフケア専攻 卒業
大阪府立泉大津高等学校 出身

早く先輩に追いつきたくて、卒業後も先生や同級生に相談しています。

入居型、通所型、訪問型の3つのサービスを提供する事業団の中で、私は特別養護老人ホームに勤めています。もともと介護職をめざしたのは、小学生の時に祖母と曽祖母の「老老介護」を目にしたことがきっかけでした。自分も専門知識を身につけて助けになりたいとライフケア専攻に進み、実習先として出会った今の職場に魅力を感じて就職を決めました。卒業してまだ半年ですが、排泄介助などのフロア業務全般と、パソコンを使った日々の記録や介護計画作成などに携わっています。介護計画は、その方の残存機能をいかに活かすかも考えて立案しなければなりません。例えば、下半身が不自由で車椅子を使っている方に対して、時間がないからと職員が車椅子を押すと上半身の筋力が衰えてしまうため、なるべく自分で漕いでいただくようにしています。観察力が必要なので、早く先輩のレベルに追いつきたいと感じています。在学中の仲間もほとんどが同業なので、今でもよく集まっては仕事について語り合っています。食事に行く前に、みんなで先生に会いに行くことも。卒業後も気軽に相談できる仲間や先生がいるから、また頑張ろうと思えます。

社会福祉法人四天王寺福祉事業団
四天王寺たまつくり苑 勤務
嵐 愛利さん

短期大学部 生活ナビゲーション学科 ライフケア専攻 卒業
大阪府立藤井寺高等学校 出身